『学校の社会的な役割と教員の服務』第2回目

2011.09.29

月曜日の1・2時限は、現職院生の必修科目である『学校の社会的な役割と教員の服務』の講義です。担当は小松郁夫教授と井出一雄准教授のお二人です。
今週は、井出准教授による、「教員の服務」についてのご講義がありました。現在の課題である、(1)体罰(2)セクハラ(3)情報漏えいに関する服務事故の事例検討を行いました。
井出准教授の司会進行の下、現職院生は3つの事例について、以下の項目に絞ってディスカッションを行いました。

  1. 事例における問題点
  2. 事故につながる背景・要因
  3. 責任の所在
  4. 関係法規
  5. 事後対応・防止のためのチェックポイント

井出准教授のお話によると、服務事故を起こしてしまうと、その学校が信頼を取り戻すまでに我々が思っている以上に長い時間が必要であるということでした。
今回のディスカッションを通して、学校全体で服務事故防止の意識を高め、お互いに起こさないようにチェックし合うことが大切であるということが分かりました。
この後のご講義では、我々一人一人が学校で服務事故を起こさないようにするための取り組みをプレゼンテーションし合い、現場に戻ったらすぐに実践できる具体的な方策を練っていきます。
みんなのプレゼンテーションを基にどれだけ練っていけるか楽しみです。

(現職院生・I.S.)