夏季集中講義「心の教育実践研究」を受講しています

2011.08.03

教職大学院では夏季集中講義が行われます。そのうちの1つが、難波克己准教授による「心の教育実践研究」です。難波准教授は、玉川大学学術研究所心の教育実践センターに所属されています。
「心の教育実践研究」は、体験学習の理論・実践の理解を深めるために、実際に体験中心のワークショップ形式で個人ワーク、グループワークを事例を交えながら行われます。本日はその一環として「TPシャッフル」と「モホークウォーク」を行いました。
「TPシャッフル」とは、一本の横たわる丸太の上に現職院生1人とストレートマスター7人全員が一列に並んで乗ります。そして、自分たちで選んだ法則の下に丸太から落ちないように並び順を変えるというチャレンジです。
また、「モホークウォーク」とは、柱と柱の間に渡された一本のワイヤーの上をチーム全員が落ちないように渡るというチャレンジです。
これらのチャレンジでは、初めはやり方のコツもチームメイト同士の特長も分からないので戸惑いながら取り組みました。しかし、あきらめずにトライ&エラーを繰り返していくうちに、協力する方法と人数が広がっていきました。そして、どちらのチャレンジも成功させることができました。

今回の体験学習で学んだことは、以下の通りです。
1)お互いのコミュニケーションによってチームワークが高まっていく過程と方法を実感を伴って理解できたこと
2)一つの課題解決に向けて発想を広げてチャレンジすること
3)個性を生かす集団を作ること
4)あきらめないでトライ&エラーを繰り返すことが大切だということ

最後に感想交流した際には、これからの課題も見えてきました。残りの3日間でチームの目指すべき目標をしっかりと設定し、そのために一人一人がしっかり自己主張をして課題解決に向けてチームとして着実に進んでいこうと思います。
個人的な課題としては、今回学んだチームワークを高めるための言葉かけをさらに整理して、実践で生かせるようにしたいと思いました。 体験学習をしていると、あっという間に1日が終わってしまいます。久しぶりに全身を動かしてエネルギーも使い果たしてしまいました。しかし終わった後の疲労感はとても気持ちの良いものでした。受講生のチームワークも高めることができ、これからの講義も充実したものになりそうです。
また、本日は特別に玉川大学同窓会事務部の皆様と一緒にランチをさせていただきました。普段のキャンパスライフではお会いできない方々と触れ合うことができてとても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。先輩方からはたくさん学ばせていただくことがありました。ありがとうございました。

(現職院生・I.S.)