理科の模擬授業をしました

2011.07.13

澤田准教授による「理科指導の計画・実践・評価」の講義で、ストレートマスターの4名が35分間の模擬授業を行いました。
授業者はストレートマスターでしたが、ストレートマスターと現職がグループになり、問題解決的思考が行われる学習指導案を考えることが課題でした。子どもたちが意欲的学習に参加し、かつ、科学的見方・考え方が深まるように活動を工夫しました。

○1グループ 第3学年 単元名「じしゃくについて調べよう」
導入に磁石でつくダーツを使い、磁石に付く物と付かない物を調べていく活動に結びつけていきました。その後、いろいろな物を磁石に付くか付かないかを予想し、実験を行いました。

○2グループ 第4学年 単元名「人の体のつくりと運動」
骨に見立てたストローをつけた手袋を作り、授業を行いました。ストローが曲がらないので、指が曲げられません。骨(ストロー)がどうなっていたら、消しゴムがつかめるかという関節の必要感から考えさせる授業でした。

○3グループ 第3学年 単元名「明かりをつけよう」
「電気を通す物チェッカー」を使い実験を行い、電気を通す物と通さない物の規則性を気付かせる授業をしました。実験1で「金属は、電気を通す」「紙、プラスチック、ガラスは電気を通さない」の規則性を実験を通して理解しました。その後、実験2で、実験1の規則性を根拠に、金や銀の色紙やホチキスの針、アルミサッシが電気を通すかどうか予想してから、実験を行いました。

○4グループ 第6学年 単元名「電気の利用」
手回し発電機に、豆電球をつなげたりニクロム線をつないだりして、発電された電気がいろいろな形(光、熱、運動など)に形を変えて使われていることに気付かせる授業を行いました。学習者が、手回し発電機につなぐ物を選んで実験をすることができたので、意欲的に学習が行われました。

授業後に協議会を行いました。現職教員が協議会の司会と講師役に分かれて話し合いを行い、指導方法や学習活動は適切であったか、学習評価は適切に行われていたか等を検討しました。

(現職院生・M.A.)