学校課題研究がスタートしています

2011.06.07

教職大学院の大学院生は、日頃の授業と並行して「学校課題研究」に取り組んでいます。
学校課題研究では、各自が設定した課題の解決に向けて1年間研究を積み重ね、1月中旬までに研究論文を書き上げることになっています。もちろん学生だけで論文を書き上げるのではなく、教職大学院の先生方が我々を課題解決に向けて導いてくださいます。大学院生1名あたり主担当・副担当の2名の先生方がついてくださって指導してくださいます。
私は「高学年児童の文学的文章の読み方の指導(仮)」というテーマで4月から取り組んでいます。私の主担当は井出一雄准教授です。
これまでにすでに8回にわたって直接ご指導をいただいています。その他にも教職大学院全体でのご指導があったり、学校現場での研究会に同行させていただいたりと様々な形で学生たちは勉強させていただいています。
毎回のレポートはとても大変ですが、ご指導をいただくことでさらに新たな課題が見えてくるので研究が深まっていきます。また、様々な研究の機会を通して人としてのつながりもとても深まるので社会人としてのマナーや他の先生方との関係の築き方、仕事にする情熱のかけ方など先生から教わることはたくさんあります。
一年間研究を続けて、来年度学校現場に戻った時に自分や他の先生方にも役に立つ実践的な研究をしていきたと思います。

(現職院生・I.S.)