「特別支援と医療」の授業で学校視察に行きました

2011.05.30

5月28日(金)09:30から、阿久澤教授、現職院生7名、ストレートマスター6名で『神奈川県立麻生養護学校』に学校視察に行きました。「特別支援と医療」の講義の一環です。
まず校舎の新しさ、大きさにびっくりしました。外から眺めているだけでも、施設が充実していることがよくわかりました。自立活動室、可動式床の温水プール、ケアルーム(診療室)など、すばらしい施設がたくさんありました。
校内を見学する前に、校長先生から学校の教育理念を伺いました。
(1)インクルージョン(地域とともにある学校)
(2)本当に一人ひとりの教育的ニーズに合っているかを問い続けること
そして、本校の子どもたちは、たとえ寝たきりだったとしても、実は多くのことを教員に発信しており、そういう子ども達から受取るメッセージが日々のモチベーションになっているとのことでした。
校内を見学させていただくと、一人ひとりの子どもに合わせた教育を行うために様々な工夫が見られました。例えば、色々な体勢で座ることができる先生方自作の椅子や机、木馬、バス型をした台車などがありました。先生方が、子どもたち一人ひとりの教育的ニーズに合わせようとする努力が伝わってきました。
特別支援に携わる先生方の努力に触れることができ、とても勉強になりました。私も実践で生かせるようにしていきたいと思いました。

(現職院生・I.S.)