現職院生が文部科学省の会議を傍聴しました

2011.05.20

5月20日(金)10:00から文部科学省で行われた「学校運営の改善のあり方等に関する調査研究協力者会議」を現職院生9名で傍聴してきました。教職大学院の小松教授が同協力者会議の委員をしている関係で、「学校経営の研究と実践」の講義の一環としての傍聴でした。
会議では、座長の天笠茂教授(千葉大学)を中心に、三鷹市教育長の貝ノ瀬委員、NHKの勝方委員など、学識経験者が鋭い意見をビシビシ飛ばし合っていました。
先陣を切って発言されたのは、われらが小松教授でした。小松教授は、「教育基本法や学校教育法の改正、学習指導要領の改訂など教育改革の大きな流れの中に『地域とともにある学校運営』の推進があるということを明確に位置づけることが大切である。」とおっしゃいました。
また、この時勢ですから、話し合いは当然、震災のことにも及びました。震災によって、学校が地域の拠点となるべきであることを改めて再認識させられたとの意見もありました。益々「地域とともにある学校運営」の推進が求められるとの意見に集約していきました。
講義の都合上、途中で退席しましたが密度の濃い時間となりました。とても勉強になりました。小松先生、ありがとうございました。

(現職院生・I.S.)