「指導主事特別講義」第2日目

2013.02.27

昨日は昼の部に引き続き夜の部も行われ、指導主事としての心構えや立ち居振る舞いなど夜遅くまでご指導いただきました。我々の1年先輩である井元指導主事も駆けつけてくださり、苦労したことややりがいなど現役指導主事として活躍されている貴重なお話を伺うことができました。
2日目の午前中は、それぞれがパソコンを持参し、起案文書作成を行い、その場で添削していただきました。ある研修会を想定し、(1)原議、(2)通知文の2種類の課題が与えられました。発案者はだれか、宛先はだれに書くのか、公印の有無や位置、盛り込むべき内容やそれぞれの言葉の意味など、恥ずかしながら知らないことだらけで、今までどれほど何気なく受け取っていたかを反省させられました。ひとつひとつに意味があり、簡潔に書く大切さを学びました。
午後は、研修会の司会のロールプレイを体験しました。会場設定、講師の方の案内から講師紹介、協議、事務連絡までの一連の流れを通して、その都度厳しくご指導を賜りました。「鬼の井出」と呼ばれていた頃の井出教授を垣間見てしまいました。来年度、必ず通る道なので、今このように厳しくご指導いただけたことに本当に感謝致します。
さらに、議会対応、学校経営や校内研究への指導助言などについても、具体的なエピソードを交えた講義内容や現職院生からの質問にも懇切丁寧に答えてくださり、本当に充実した集中講義2日目になりました。 1日目に引き続き東京学芸大学教職大学院からも参加がありました。同じ志をもつ仲間と学べることはありがたく、今後も励まし合って、このような横のつながりも大切にしていきたいと思います。
この指導主事特別講義をご指導くださっている井出一雄教授に深く感謝申し上げます。

(現職院生・S.Y.)