校内研修会に参加しました

2013.05.04

5月1日(水)町田市立町田第二小学校にて校内研修会が行われました。玉川大学教職大学院の長野教授が講師として指導をされました。長野教授と学校のご好意で、ストレートマスター4名が校内研修会に参加させていただきました。
テーマは「道徳授業のあり方」についてでした。長野教授のお話の中で、以下5つのポイントが出てきました。

1. 道徳的判断力を重視すること。
2. 資料は人間を使うこと。
3. 学級の実態に合わせた優先的価値項目について指導すること。
4. 授業の中に葛藤場面をつくること。
5. 説話をやめること。

私が特に印象に残ったのは5番目の「説話はやめること」でした。道徳の指導書や指導案を見てみると、終末の多くは教師の説話で締めくくられています。私自身も、道徳の授業では説話がなくてはならないものだと考えていました。
お話の中で長野先生は「説話は教師の都合のよさを子どもたちに押し付けているに過ぎない」とおっしゃっていました。説話で自身の価値観を語り帳尻を合わせるのではなく、授業の中身で価値に迫り、子どもたちの心になにかを残せるような授業をできるようにならなければいけないと感じました。
道徳はとても奥が深く、今年一年間道徳についてしっかり研究していきたいと思います。
長野教授並びに町田第二小学校の皆様,本当にありがとうございました。

(ストレートマスター2年・H.Y.)