週時程表を分析・比較しました

2013.05.23

私たちストレートマスターは、学部の実習やボランティアで学校現場に伺いますが、それだけでは十分に見ることのできない学校運営の現実について、講義を受けたり現職院生に伺ったりしながら積極的に学んでいます。
第6回「教育課程編成の研究と実践」(堀田龍也教授)では、3校の週時程表の分析・比較を行いました。どの学校も、地域の実態(学区域の広さや児童の様子)や児童に身につけさせたい力を反映させた、学校ごとに特色のある週時程表となっていました。
また、教員が各学校の週時程表の組み方の意味を理解して実行することによって、学校の目指す児童像へより近づく教育を行うことができるということが分かりました。
今回は週時程表を見るポイントを学んだので、10週間の実習ではそれを生かして授業や指導に取り組んでいきたいです。
(ストレートマスター1年・T.M.)

本日、堀田龍也教授の「教育課程編成の研究と実践」で、週時程表を題材に教育課程を考える学習を行いました。
正直なところ、初めは基本的にどこの学校でもベースは同じなのではないかと安易に考えてしまっていました。しかし、そこには授業が円滑に運営されるような工夫や、学級経営へと繋がる配慮や土地柄などが反映されていました。グループで討議が進むにつれて、「週時程表には諸学校それぞれのポリシー」が示されていることに気付くことができました。
「教育課程編成の研究と実践」の中で、年間行事予定、授業時数など様々な条件の中で時間割を作成しなければならないということを学びました。しかしそれだけではなく、週時程表という学校のポリシーもしっかりと理解することが必要だと認識することのできた授業内容でした。
教職大学院での学校現場を知る学習を通して、秋の10週間の教職専門実習では、様々な視点で目の前の学級や学年だけでなく学校全体も見つめて多くを学びたいと、俄然モチベーションが高まりました。
(ストレートマスター1年・柳澤悠太)