夏期集中講義「脳科学と教育」が始まりました

2013.08.16

夏期集中講義第3期「脳科学と教育」が始まりました。講師は工学部の大森隆司教授です。この講義では脳科学と教育の関係について理解することが目的です。私たちは普段、教科の指導方法や学級経営の在り方などについて学んでいますが、脳科学の観点から教育について考える機会は少ないです。なので、今回の講義を受けることによってまた違った視点で児童を見ることができるのではないかと期待しています。

初日である今日は、脳の基本的な機能について学びました。人間の脳は前頭葉でものを考えたり計画を立て、運動野で筋肉に信号を送るなど各部分で細かく役割が分かれていることを知りました。また、人間とサルの脳の違いについても学びました。人間とサルの脳はほとんど機能が同じですが、人間の脳の方が前頭葉が大きいようです。そのため、人間はものを考えたり、計画を立てる能力が優れているということを知りました。

明日からは、様々な分野のゲストティーチャーの方々が脳科学について講義をして下さいます。この講義での学びをしっかりと教育に活かせるように明日からも頑張っていきたいと思います。

(ストレートマスター長期履修2年・S.R.)