文京区教育委員会を訪問しました

2014.01.14

1月7日(火),井出一雄教授による「公教育と学校組織」の授業の一貫として,文京区教育員会を訪問させて頂きました。公務多忙の中,文京区教育委員会の北島陽彦教育指導課長から「指導主事の職務内容」「指導主事に求められる資質・能力」について,90分間のご講義を頂きました。

  • 指導主事の仕事は,教育施策の立案や研修会の企画・運営など多岐に渡るが,スーパーバイザーとして,学校への指導・助言をする役割を担うこと
  • 教育施策は,児童の実態や国の施策と絡めて考える必要があること
  • 指導主事には,人間性やバランス感覚・総合力が求められていること

など,指導主事として,教育委員会として大切な役割と任務をあることを学ぶことができました。また,「主役は教員や学校であり,子どものために尽くすのが教員や学校。教育委員会は,教員や学校がその子どものために尽くせるための条件整備を行う」という姿勢の元に,学校訪問を重ね教育委員会と学校との信頼関係の構築を図っていると言うお話もありました。学校現場と教育委員会が,文京区のように近い距離にあり太い信頼関係のパイプで結ばれるならば,より効率的・有効的な教育活動が可能になるだろうと思いました。
さらに,「これから5年後,10年後,どうしたいのか,どうなりたいのか,どうすべきなのかを考えて仕事をすること,また自分を俯瞰(バードアイビュー)することも必要である」というこれからの教員人生の在り方の教訓も教わりました。
今回の教育委員会訪問で学んだ経験と知識を,来年度指導主事として,または所属校のミドルリーダーとして学校現場に還元させていきたいと思います。教育委員会訪問をさせて頂いた文京区教育員会の皆様には心から感謝申し上げます。
(現職院生・Y.T.)