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2014年の取り組み

玉川学園10年生、ロボットクラブ「TRCP」チームが、オバマ大統領に実演披露

アメリカのバラク・オバマ大統領が来日され、4月24日には、東京のお台場にある「日本科学未来館」を訪問されました。そこには、日本の未来を支える高校生や大学生ら30人が招待され、玉川学園の生徒も参加しました。参加したのは、ロボットクラブ10年生4名と、サイエンスクラブ12年生です。「玉川ロボット チャレンジプロジェクト(TRCP)」の10数年にわたる活動と今年3月に開催された「ロボカップジュニア日本大会2014埼玉大学サッカー独自リーグ」において 全国優勝した実績から、ご招待いただきました。

玉川学園の生徒はただ参加しただけでなく、ロボット技術の一端をオバマ大統領に紹介するにあたり、「TRCP」チームがサッカーロボットの実演を披露しました。日本語と英語を交えながらロボットの仕組みを解説したり、大統領から将来の夢について質問されたりとわずかな時間ではありましたが、大変栄誉ある機会をいただくことができました。

玉川学園がスーパーグローバルハイスクールに指定されました。

玉川学園高等部・中学部(7年生~12年生)は、「スーパーグローバルハイスクール(通称SGH)」に指定されました。
スーパーグローバルハイスクールは、将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を図ることを目的 に、国内の高等学校や中高一貫教育校の中から50校程度を国が指定するものです。

玉川学園は以前から「世界に通用する人づくり」をスローガンとした 「玉川21世紀プロジェクト」を進行し、様々な国際交流活動の充実や国際的な学校協会への加盟、国際的な学校認定団体からのアクレディテーション取得、国際バカロレア(IB)クラスの設置などを通じたグローバルスタンダード化への対応を実施してきました。

その経験に基づき、「国際機関へキャリア選択できる全人的リーダーの育成」を目指してこのプログラムに取り組みます。

教育学研究科/教師教育学研究コースを増設しました

教員養成を行う課程を担当できる大学教員を育成する「教師教育学研究コース」を日本で初めて大学院修士課程に開設

ICTを活用した授業展開(低学年校舎)

4月から、大学院教育学研究科教育学専攻修士課程に「教師教育学研究コース」を開設しました。大学の教員養成機関では、指導力や指導者としてふさわしい教育研究実績を有する実務経験者の登用など実践的指導力を育成できる教員の採用が求められています。しかし、わが国の大学院教育のなかに、深く専門的に教授研究する専攻やコース等の設置はありませんでした。わが国初めてとなるこの専攻分野の開設を通じて、大学教職課程教員の養成に関する大学院教育の進歩と必要な人材の育成を図っていきます。

本コースでは、教師教育学の研究と教育を目的に、研究・教育を通して、大学・大学院教職課程専任教員、教職大学院専任教員、教師教育学の研究者の養成を行っていきます。校長・教育長・幹部教員などの職にあって、その豊富な経験を活かし、将来、大学において教員養成を担う大学教員を目指す人たちも対象としています。

教育学研究科/IB研究コースを増設しました

IB教員ならびにIB研究者としての資格が取得できる「IB研究コース」を日本で初めて大学院修士課程に開設

積極的なコミュニケーションが行われるIBクラス

本年4月、大学院教育学研究科教育学専攻修士課程に「IB研究コース」をスタートしました。IBとは、国際的に通用する大学入学資格を付与するための国際基準によるプログラムで、知識の修得だけでなく、社会から求められている問題解決力や論理力などを身につけることを目的としています。IBの教育はこれまでの教師主導の学校教育と全く異なり、教師は生徒の学習を支援する立場となります。教育理念がこれまでの日本の教育と全く異なるため、IBプログラムで教える教師の養成を行う大学院の開設が期待されていました。そこで、IBの基本理念である全人教育を実践してきた玉川大学でIBの教員を養成するIB研究コースを開設することとなりました。

本コースでは、IB教員養成を目的に教育・研究を行っていきます。また、国際バカロレア機構からカリキュラムの認定を得ているため、所定の単位を修得することによって、IB教員資格が得ることができます。

大学院「脳科学研究科」を開設しました

玉川大学大学院では、既設の脳情報研究科での教育・研究をもとに、さらに発展、充実を図るために脳科学研究科を開設しました。修士課程では、脳の情報処理や神経回路の仕組み、そして行動と心理に関する原理を探求して、人間の“こころ”を理解し、社会に活かしていく技術者、教育者、研究者を育成します。博士課程後期では、修士課程での研鑽を基に、人間の脳と心を学際的な視点から科学的に探求する研究を担う研究者、技術者を養成します。

現在、脳科学研究は著しく進歩する一方で、未開拓部分も多いため、21世紀の科学の中心分野として今後飛躍的に発展すると考えられ、また、私たちの社会、経済、教育や医学の発展への貢献が強く期待されている研究分野です。“こころ”のはたらきの基盤となる記憶、推論や創造、喜怒哀楽の感情、そして知性や感情をコントロールする意思などのはたらきは、伝統的な神経科学、情報科学などの自然科学研究だけでは根源的な理解は得られません。心理学、認知科学などの人文・社会科学研究で培われた豊かな知識と、先端技術を駆使した自然科学研究との連携、融合研究によってはじめて科学的な理解が可能になります。本研究科では、新たな心の科学を構築し、次世代のリーダーを育成します。

All New 芸術学部がスタートしました

芸術学部は新しい時代を生きる若者や子どもたちの未来を見据えて、本年4月からマルチメディア環境における表現や芸術の産業化に対応した「メディア・デザイン学科」。既設の教員養成課程を統合して、次世代の芸術による教育を担う人材養成(教員養成)を目的とする「芸術教育学科」。演劇、舞踊、音楽の学修を通してコミュニケーションやコーディネートの能力の育成を強化した「パフォーミング・アーツ学科」の3学科編成となります。

社会が求めるグローバル人材、イノベーション人材の要求にこたえ、これからの社会を創造できる豊かな表現力を身に付けたアートの心をもった職業人、すなわちクリエイティブ人材の養成に取り組みます。教育課程は基礎、基本をしっかり身に付けることを重視し、得意とする専門分野の表現力はもちろん、協働に必要な言語力や論理的思考力、グローバル社会で必要とされる英語力の獲得に力を入れていきます。

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