TAMAGAWA BRAND

TAMAGAWA BRAND 「人」を育てる。

このピクトは、玉川の魅力、特徴をモチーフとして表したものです。
外側の円は、「丸」「輪」「和」「球」「玉」をイメージし、玉川学園やワンキャンパス、人と人との繋がり、地球規模での教育・研究、グローバル人材の育成などを表しています。その円の中には、成長していく子供たちの姿を描いています。

7つの柱 「人」を育てる

玉川学園が目指す「人」を育てるために必要な、7つの柱を紹介します。

1 玉川の教育 「確かな学力」を身につけさせるため、教育の質の向上に努めています。

人間文化のすべてをその人格の中に調和的に形成することを重視する「全人教育」

「全人教育」を教育理念に掲げ、豊かな人間性を育むため「学問(真)、道徳(善)、芸術(美)、宗教(聖)、健康(健)、生活(富)」の6つの価値観をバランスよく身につけた人材を養成する教育を行っています。

学年連携を積極的に進める一貫教育

子供の心身の発達段階をふまえ、従来の6・3・3制に縛られない玉川学園独自の一貫教育を展開しています。7・8年生(中学1・2年生)は中学年校舎、9年生(中学3年生)からは高校生と同じ高学年校舎で学ぶなど、教育効果を考慮した校舎配置や学年配置を行うことで、子供たち同士の交流が活発になるとともに、教員の連携も活性化しています。

世界水準の教育プログラム

玉川学園では、普通学級のほかにIB(国際バカロレア)クラスを設置しています。IBクラスでは、海外の大学への進学も視野に入れ、世界水準の教育プログラムを導入し、授業のほとんどを英語もしくはバイリンガルで行っています。また、普通学級においても海外の学校との交流が盛んで、海外への生徒の派遣や海外からの生徒の受入れが頻繁に行われています。また、国際規模の私立学校連盟「ラウンドスクエア」に日本唯一の正式メンバー校として加盟し、国際会議に生徒を派遣しています。

ICTを活用した24時間の教育

現代社会では、コンピューターやネットワークを活用して有用な情報を取得すること、さらに自ら情報を発信する能力が求められます。情報化社会で活躍できる人材を育てるため、各教科でコンピューターを活用した授業を行っています。また、児童・生徒、家庭と学校をつなぐ、ネットワーク「CHaT Net(Children, Homes and Teachers Network)」を整備。保護者は学校から家庭への諸連絡、学校生活の様子、各教科の学習進行などをネットワーク上で確認することができ、子供たちもこのシステムを利用することで、時と場所を選ばず、24時間いつでも教員への質問や相談、課題の提出をメールで行うことが可能です。 大学においては、「Blackboard@Tamagawa」や「UNITAMA」といったネットワークにより、24時間の教育が実践されています。

学習の成果は「質」で評価

大学では、学習の達成度の評価方法として、履修登録したすべての科目を対象とし、成績を平均値で表す「GPA(Grade Point Average)制度」を採用しています。これは、学習の成果を履修単位の「数」や「量」でなく「質」で評価するため、授業に対してどれだけ熱心に取り組んだかが問われます。各科目の学習理解度や到達度が数値で表されるので、学習目標としての励みにもなります。

教育の質の向上を目指して

玉川学園では、確かな学力を身につけさせるため、児童・生徒の発達段階に応じた教育プログラムを展開しています。また、教科学力向上の具体的な成果であり、学力担保の客観的指標としての公的検定(英語検定、数学検定、漢字検定、書写検定、ニュース検定)の取得を推進するとともに、探求型授業の実践、教養教育としての読書教育の充実を図り、「自ら学ぶ力」の養成に力を入れています。

大学においては、「履修主義」から「修得主義」への転換を図っています。1セメスターの履修上限を16単位に制限する「CAP制度」や全科目の成績を平均値で表す「GPA制度(Grade Point Average)」を導入するなどの改革を行ってきました。文部科学省が定める大学の設置基準では、1時間の授業に対して2時間の予習・復習時間を確保することを前提に、卒業要件を124単位以上と設定しています。そこで本学では、大学設置基準に基づき、学修時間を一日の労働時間と同じ8時間とし、これを基準に2013年度から半期16単位を履修登録の上限とするカリキュラムを編成しました。さらに、履修科目すべてが一定の修得レベルに達するよう、卒業するための基準をGPA2.00以上とし、2.00を割り込んだ学期が3回続くと退学勧告が出る厳しいルールも設けています。こうして文部科学省の方針に則った教育システムを構築した後、1日8時間学修できる場として誕生したのが「大学教育棟 2014」です。また、グローバル人材を育成するために、国際教育・交流の充実を図るとともに、英語力の強化を目的としたELF(English as a Lingua Franca)プログラムを導入しています。さらに「教育の玉川」として、教職大学院、教育学部を中心に、教員養成のための教職課程の充実を図っています。

2 心を育む 人間が人間であるための「心の教育」を目指しています。

玉川の目指す人間像

「人生の最も苦しい いやな つらい損な場面を 真っ先に微笑みを以って担当せよ」
これは、正門の石碑に刻まれている、玉川学園のモットーとなる言葉です。自ら困難に立ち向かい、それを担う気概のある人材を育てていくことを使命としています。

行事を通して味わう感動と達成感

感動は人の心を豊かにします。体育祭や音楽祭などの行事において、精一杯練習した成果を発表し、仲間と感動を味わったり、達成感を共有したりすることが、子供たちの自信となり心の形成にも役立ちます。

「tap」で自ら挑戦する心を育む

アスレチックのようなフィールド施設を使い、アドベンチャー教育の哲学・手法を取り入れた体験学習プログラム「tap(tamagawa adventure program)」。一つ一つの施設の課題をクリアする課程で、自ら一歩を踏み出してチャレンジすること、友達の挑戦を見守ること、お互いに協力し合うことを学んでいきます。

歌に始まり歌に終わる

玉川の一日は「歌に始まり歌に終わる」と評されるほど、歌や音楽が日常生活の中に溶け込んでいます。節目となる行事では必ず歌を歌い、生活に音楽が密着していることにより、個々の感性や調和の取れた人間性が自然と育まれていきます。学年が上がるにつれ、より高いレベルの曲目に挑戦していき、12年生(高校3年生)では毎年モーツァルトのレクイエムを原語で合唱。大学1年生はベートーヴェンの「交響曲第9番」第4楽章の「歓喜に寄す」をドイツ語で合唱します。大曲を歌い上げた感動、達成感は忘れられない経験となります。

自分自身を見つめ直す

他者への思いやりの心、生命の慈しみの心、謙虚さや感謝の気持ちを持って生活できる豊かな心の育成を目的に礼拝の時間を設けています。自分自身を見つめ直す貴重な時間となっています。

3 研究活動 総合学園として、文系、理系を問わず幅広い分野の研究に力を入れています。

幅広い研究分野

農学部・工学部といった理系学部から、文学部・経営学部・教育学部・芸術学部・リベラルアーツ学部・観光学部といった文系学部まで、幅広い学部を有する玉川学園では、さまざまな分野の研究に取り組むことが可能です。各学部の所属教員が成果を互いに共有し、時にはコラボレーションしながら研究活動を行っています。そうした研究成果は学生の指導にも還元されています。

先端的研究と学際的研究により社会に貢献する学術研究所

学術研究所には、K-16一貫教育研究センター、ミツバチ科学研究センター、生物機能開発研究センター、菌学応用研究センター、人文科学研究センター、高等教育開発センターといった6つのセンターが設置されています。学術研究所の特色は、各センターが専門分野の先端的研究を進めることはもちろん、幅広く人文・社会・理工分野が領域横断的に連携する学際的研究を行っているところにあります。

脳科学と知能発達科学による新しい人間科学の創成をめざす脳科学研究所

脳科学研究所には、基礎脳科学研究と応用脳科学研究の2つのセンターが設置されています。脳科学研究所では、こころのはたらきの基盤となる記憶、推論や創造、喜怒哀楽の感情、そして知性や感情をコントロールする意志などについて、脳のしくみを研究するとともに、乳幼児の言語発達や認知機能の研究、人間の知能の一部をロボットに実現させる研究などを行っています。

基礎科学から産学協同の研究拠点としての量子情報科学研究所

本学で開発されたクラウド化時代の通信回線を守る新技術「「Y-00量子暗号」=量子エニグマ」は、世界最高性能を達成しており、1000年間のデータを収集し世界中の全ての計算機で並列処理しても解読不可能なスペックです。これらの成果を発展させるため、量子情報科学研究所では、基礎研究を担う量子情報科学研究センターと国内外の企業と積極的に共同研究を行い試作から製品化まで一貫した研究開発を実施する超高速量子通信研究センターを設置しています。

4 玉川が初 玉川学園には、教育界に大きな影響を与えた「日本初・世界初」がたくさんあります。

「全人教育」を教育理念とした学校

「全人教育」の提唱者である小原國芳は、1921(大正10)年「八大教育主張講演会」において「全人教育」を提唱しました。全人教育とは、「真(学問)・善(道徳)・美(芸術)・聖(宗教)・健(健康)・富(生活)」という6つの価値創造を目指した教育を追求するという理念を表しています。玉川学園は1929(昭和4)年4月、「全人教育」を標榜して創立された日本で最初の学校です。

日本で初めての児童用百科辞典

小原國芳が恩師と慕った澤柳政太郎氏の世界教育視察のお土産は、英国アーサー・ミーの「The Book of Knowledge」(児童のための百科辞典)でした。帰国後、澤柳氏は「自学自律の教育には絶対に児童のための百科全書が生まれねばならぬ。お前ひとつやってみないか。」という言葉を残して急逝されました。1937(昭和12)年、玉川学園出版部の「児童百科大辞典」全30巻が完結。これは日本で初めての児童用の百科辞典でした。

デンマーク体操の第一人者である
ニルス・ブック氏を日本で初めて招聘

子どもたちの健康教育のため、デンマーク体操の第一人者であるニルス・ブック氏を学園に招き、実演を行いました。その後、ラジオ体操にもデンマーク体操の一部が取り入れられるなど、日本の体操界に大きな影響を与えました。玉川学園には、東洋で唯一のデンマーク体操の分校が設置されています。

開発に30年、
世界初の黄色いコスモス

玉川大学農学部の育種学研究室が30年以上の歳月をかけて、世界で初めて黄色い花を咲かせるコスモスを開発しました。1987(昭和62)年に「イエローガーデン」という名で、品種登録されています。

「かえるのうた」は玉川発

スイスの教育家、チンメルマン博士からたくさんのスイスの歌や民謡、輪唱の面白さを教えられました。日本中に知れ渡っている『蛙の合唱』はチンメルマン博士から教えてもらった曲に、玉川学園の音楽教師であった岡本敏明が、日本のこどものために言葉をつけた最初のものであり、現在では日本中の小・中学校のレパートリーになっています。

5 本物に触れる 本物に触れ、子どもたちの五感に訴える教育活動を実践しています。

収蔵資料は3万点、授業でも活用する教育博物館

玉川学園は学園内に博物館を有しています。収蔵する資料は、日本教育資料、絵画・現代美術、ジョン・グールド鳥類図鑑(全巻)、シュバイツァー関係資料など、多岐の分野にわたります。「実物に接することが重要」との観点から広く学内外に公開し、独自の企画展を随時開催するほか、学生の実習の場としても活用しています。

自然とふれ合う、丘めぐり

幼稚部・小学部低学年の子どもたちは、折りに触れてキャンパス内の丘を歩いてめぐります。これは「丘めぐり」と呼ばれ、自然を観察し、理科的な学習に役立てることはもちろん、季節を肌で感じながら自然とふれ合うなど、豊かな感性を育むことにもつながります。

一流に触れ、教養を深める

大学では、教養と感性をみがくための「研修行事」を充実させています。演劇鑑賞、音楽鑑賞、歌舞伎鑑賞、能・狂言鑑賞、大相撲観戦、マナー研修など、一流の芸術や伝統文化に触れるチャンスを多く設けています。

海外から第一人者を招へい

「子どもたちに世界一を体験させたい」との思いから、1929年にオーストリア・スキーの第一人者であるハンネス・シュナイダー氏を招き、スキー教室を開催しました。ほかにも1930年には、こどもたちに荘厳な音色を聞かせたいと礼拝堂にキンボール社のパイプオルガンを導入。健康教育のために、デンマーク体操の権威ニルス・ブック氏一行も招くなどの活動を行っています。

6 世界を舞台に 玉川学園では創立以来、「国際人」の育成に努めています。

世界に羽ばたく国際人を育成

広い視野と気概をもった国際人が求められる中、語学の習得にとどまらず、海外研修や留学プログラムを充実させるなど、豊かな国際感覚と広い視野を養うための教育を行っています。玉川学園では、海外からの留学生の受け入れも積極的に行っており、普段の生活の中でも外国の児童・生徒と接する機会が豊富にあります。

自然と英語が身につく環境を目指して

玉川学園(幼~高)においては、一貫教育を生かした玉川独自の英語カリキュラムを開発、実践。玉川大学では、英語力の強化を目的としたELF(English as a Lingua Franca)プログラムを導入。グローバル人材を育成するため、自然と英語が身に付く環境を整え、英語教育に力を入れています。

IB(国際バカロレア)クラスを導入

将来の目標を海外大学への進学、世界での活躍と位置づけ、その目標を達成するためにIBO(国際バカロレア機構)の提供する世界水準の教育プログラムを導入したIB(国際バカロレア)クラスを設けています。IBプログラムを教える資格を有した専任教員により、授業のほとんどを英語、もしくはバイリンガルで行っています。

大学に観光学部を設置

グローバル化する世界の中で、観光を「国際平和と国民生活の安定を象徴」「21世紀のリーディング産業のひとつ」として捉え、グローバル人材の育成を目的として大学に観光学部を開設しました。学生全員が1年間の海外留学を体験、留学先の大学での授業や現地でのインターシップを体験し、異文化理解・対応力を習得するとともに、豊かな国際知識・感覚を身につけます。

7 環境づくり 理想の教育を展開するための、教育環境を整備しています。

自然が教材となる、緑豊かな玉川の丘

61万㎡の広大なキャンパス内は緑にあふれ、タヌキやハクビシンなどの野生動物が多く生息しています。天然記念物のチョウゲンボウの営巣地にもなっており、人工建築物に集団繁殖する例は世界唯一です。
この豊かな自然環境の保全に努めながら、学習の場として日々の教育・研究活動にも活用しています。

ふれあいを育むワンキャンパス

玉川学園は、敷地内に幼稚園から大学・大学院までを有するワンキャンパスの総合学園です。幼・小・中・高の教員が共通の学力観・価値観を持ちながら、異学年交流を積極的に展開し、子どもたちが協力して活動する中で、互いに切磋琢磨して能力を伸ばしていける環境が整っています。また、大学と幼・小・中・高との教育連携や教員交流も活発に行われています。

一人一人の個性と可能性を伸ばす教育施設

屋内温水プールやグラウンド、体育館、トレーニングルームなどの体育施設、蔵書数が豊富な大学図書館など多彩な教育施設が充実しています。また、MRIを導入した脳科学研究所、LED光源を用いた植物工場・宇宙農場ラボなど最新設備を導入した研究施設も有します。

子どもたちの笑顔を守るために

キャンパス内には電柱がなく、電線類はすべて地下に埋められています。景観が保たれるだけではなく、台風などの災害による停電や感電を防ぐことができます。また、24時間365日警備スタッフが常駐し、定期的に校内の見回りを行うなど、子どもたちの安心・安全を第一に考えた環境づくりを心がけています。