玉川学園 玉川大学 2012
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Tamagawa Academy & Tamagawa University 201213ICT環境キャリア教育多彩な国際教育地域連携本学では、対面授業に加え、コンピュータやネットワークなどのICT技術を有効活用し、質の高い学習を行う「e-Education」を推進しています。全学共通のe-Educationシステム『Blackboard@Tamagawa』では、学生は教室での対面授業を受講後、ネットワークを通じて配信される電子教材を、キャンパスや自宅から、24時間いつでも学ぶことができ、教員や他の受講者とのコラボレーションも容易にできます。ネットワークを通じての学習のほか、大学からの連絡事項の確認、履修登録、成績確認、メールによる学生同士・教員とのコミュニケーションなど、学生生活をサポートする環境を提供しています。自分のノートパソコンをネットワークに接続し、それらの機能をキャンパス内のどこからでも活用できるように「MyPCネットワーク」を整備。教室や図書館、食堂、自習室などに数多くの無線LANアクセスポイントや情報コンセントを設置しています。このICT環境を快適に活用できるよう「ITサポートデスク」をキャンパス内に設置。パソコンやインターネットに関するあらゆる相談に応じています。「大学全体で見守る支援」を掲げキャリア教育に力を入れています。新入生の必修科目「一年次セミナー102」に代表されるように、入学直後から将来の展望について考えを深め、着実なキャリアデザインを描くのが玉川大学の特色です。さらに1年次から4年次まで、年間を通して数多くの就職支援プログラムを設けています。また、学部特別研修のキャリアサポートプログラムが用意されており、学生一人ひとりの夢の実現に向けて、入学から卒業までの4年間、きめ細やかなサポートを行っています。4年間、キャリアの基礎と就職をサポートする「キャリアセンター(企業・公務員志望者)」、「教師教育リサーチセンター(教員志望者)」では、1年次から正課・正課外を通して学生自らの意思決定による進路や職業の選択ができるようにサポートを進めています。創立以来、国際教育に力を入れている玉川大学では、世界各国の協定校と多彩な「SAE(Study Abroad Experience)海外留学・研修プログラム」を実施しています。海外留学は、プログラムによって4カ月~1年の期間で、留学先の単位が認定されるため、留学後は次の学年に進むこともできます。海外研修は3~5週間の期間で、主に夏・春の休暇中に実施されます。修了者には内容に応じた単位が認定されます。このほか、教育学部がカナダで行う野外教育演習、農学部生物環境システム学科の2年生全員が約4カ月間にわたり語学と農学を学ぶカナダでの研修プログラム、芸術学部のアメリカ公演など、学部の特性を活かした教育プログラムも実施しています。玉川大学の地域との連携は3タイプあります。一つは「大学間の連携」で、首都圏の西部に位置する有志の27大学が集まり首都圏西部大学単位互換協定会を組織して連携、大学教育の質の向上と教養ある知識人の育成をめざして、単位互換や共同授業などを実施しています。二つ目は「大学と地域との教育連携」で、隣接する稲城市、町田市、横浜市と教育に関する協定を結び、教育実習生や教育ボランティア、年間を通じたインターンシップ(アシスタントティーチャー)の派遣など、より良い教育活動を展開するための取り組みを行っています。三つ目は「大学と地域との連携」で、大学が持つ知的財産や情報、施設を隣接する地域との連携により、広く活用する取り組みが行われています。イメージ写真

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