玉川学園 玉川大学 2012
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Tamagawa Academy & Tamagawa University 201218玉川大学大学院学部で学んだ専門領域を深め、さらに高い能力を備えた技術者や専門職、研究職をめざす学生のため、大学院に6つの研究科が設置されています。文学研究科農学研究科工学研究科人間学専攻(修士課程)思想文化研究、社会倫理研究、認知行動研究、脳科学研究の4つの研究分野からなり、それぞれの分野から現代社会と人間の諸相を多角的・総合的に研究することによって、人間を深く理解し、人間のあり方を究明します。さらに、研究の過程で培った広い視野と総合的な判断力、推理力・考察力、高度な倫理性といった資質を活用して、現代社会の多様な場面でリーダーシップを発揮できる人材の育成を図ります。資源生物学専攻(修士課程・博士課程後期)農学研究科は、1977年に修士課程、1979年には博士課程後期が設置され、30年以上もの歴史を持っています。応用植物科学、生理学・生化学、応用動物昆虫科学、微生物科学、食糧科学、生態系科学の6分野を擁しています。その教育研究の目的を「生物の諸機能を生物学的および化学的に解明し、資源生物として改善、生産性の向上を図ること」とし、いまだ未利用の機械工学専攻(修士課程)「材料加工システム」「環境エネルギー」「経営システム」の3コースを設置。新素材、新冷媒、ソフトエネルギー、ロボット、生産システムなどを研究領域とする機械工学専攻は、時代のニーズにマッチした分野の研究に挑戦、高度な専門性と豊かな人間性、社会性、グローバルな視野を備えた研究者・技術者を育成します。理論を学ぶ講義のほか、学んだことを確実に身に付ける演習や実験科目が多く、企業と連携した共同研究にも取り組み実践力を培います。電子情報工学専攻(修士課程)基礎から応用まで多彩な研究内容を盛り込んだ、「脳情報」「量子情報」「メディア情報」「ロボティクス」の4つのコースを設英語教育専攻(修士課程)英語授業研究、応用言語学研究、英語圏文化研究の3つの研究分野からなり、英語教育に関わる言語文化を専門的・実践的に研究します。その中で、言語文化の高度な研究力、豊かな情操を伴う言語観、指導力・実践力を培うことにより、英語教育や国際言語文化交流の中核を担うことのできる人材を育成します。卒業後も「玉川大学英語教育研究会」を通じて、学生・院生と交流を図ることができる研究の場を用意しています。生物資源や新しい機能の開発・応用ができる研究者、技術者の養成と、生命、健康、食糧、エネルギー問題など山積する課題の解決者の育成をめざしています。2009年からは農学研究科のすべての研究室が、最新の設備を備えた新大学6号館に移転、2010年には最先端科学技術研究の新たな施設(Future Sci Tech Lab)が完成、宇宙空間での作物の栽培をも視野に入れた最新型LEDによる植物工場での研究が、学術研究所とのコラボレーションで進められています。Tamagawa University Graduate School置。脳情報領域や量子情報の研究、メディア情報の研究を融合し、知能ロボットの研究を進めます。各研究分野の最前線に直接触れながら、幅広く深い学識を確実に身に付け、研究能力と高度の専門的な職業を担うための能力を培う学際的な教育研究を展開しています。システム科学専攻(博士課程後期)修士課程の教育研究分野をさらに高度化したシステム科学専攻を設置し、研究者として自立して研究活動を行うに足る高い専門性とともに、知識基盤社会の多様な方面で活躍し得る高度な研究能力と学識を養う研究教育を展開しています。学術研究所との交流で学生に幅広い知識を与え、現場の問題意識を学び、高度に専門化された科学技術を体系化し、融合するとともに、新たな価値を創造していきます。

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