玉川学園 玉川大学 2013
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Tamagawa Academy & Tamagawa University 20135-8年生(小学5年生~中学2年生)9-12年生(中学3年生~高校3年生)より高い目標に向かって挑戦5-8年生では「自ら学び、考える、誇り高きチャレンジャー」として、向上心と実行力を伸ばし、「好奇心旺盛で自立した精神を身に付けた生徒」を育成します。また学校生活のあらゆる場面でマナーやルールを守れる姿勢を養い「神と人から愛される心優しい児童・生徒」、「自ら学び目標に対して粘り強くがんばれる児童・生徒」を育てています。学習では、すべての教科で「読み・書き」を重視、学年が上がるごとに宿題やレポートなど文章を書く機会を増やし、言語活用力、コミュニケーション力の基礎を育成しています。また、各教科で「学習の手引き」や独自に工夫した副教材を作成し、児童・生徒各自の進度に応じた学習を実施。加えて、「情報」と「社会」など、複数教科を融合した授業を積極的に展開。調査、考察、まとめ、発表に至る学びのプロセスを着実に修得させ、同時にICT(情報通信技術)のスキルアップを図ります。児童・生徒の意欲と探求する力を育む児童・生徒の意欲を引き出し、探究する力を育てるための工夫は、最新鋭の施設・設備にも多く見られます。隣接する理数教育の専門施設サイテックセンターや美術系の専門施設のアートセンターは、児童・生徒の好奇心や探究心をかき立て、創造力を存分に発揮できる場となっており、9-12年生の生徒も共有するため、高校生レベルの研究内容や作品に常に触れることができ、アドバイスも受けられ自然と児童・生徒たちの意欲や向上心を引き出す役割も果たしています。高校・大学へと続く「学び」の姿勢海外で学ぶチャンスや他国の児童・生徒と交流する場が豊富にあります。日頃の授業や学校生活で身に付けた英語力を発揮する場として、8年生の希望者全員が、約2週間のカナダ研修に参加できるほか、提携校であるハワイ・プナホウスクールとの共同学習プログラムや、米国・ウェストタウンスクールとの交流も盛んです。5-8年生では、伸びようとする児童・生徒たちの背中を押し、学習へ能動的に向かう意欲を育て、高校・大学へと続く「学び」の姿勢を体得させます。また、7年生からIB(MYP)クラスも設置しています。大学教育への準備9-12年生では、「知性と品性と社会性を兼ね備えた生徒」「目標を持ち探求する心を持った生徒」「個性と社会性の両立を保ち、さらに国際性を持った生徒」「大学・社会のデマンドに応えられる学力を持った生徒」を育成します。これらの生徒像を実現する内容を随所に盛り込み、生徒の学力向上のために工夫されたカリキュラムを構築しています。生徒一人ひとりの希望に対応したカリキュラムで、それぞれのレベルに応じた講座を開講し、大学教育への準備を進めます。大学教育への準備とは、大学への進学を促すだけでなく、大学入学後に必要な、大学生としての素地を磨くものとしてとらえています。また、玉川大学と連携し、大学で実施される講義に対しての心構えや、レポート作成、発表やまとめ、ディベート、考える力などを12年生までに身に付けられるよう配慮しています。それぞれの進路に合わせたプログラムK-12一貫教育の特徴の一つに、12年間の学習内容を11.5年で修了し、12年生後期には生徒それぞれの進路に合わせたプログラムを展開できるという点があります。玉川大学への進学予定者には、高大連携の一環として玉川大学の講義を12年生後期に受講できるシステムを実施し、他大学進学者には各種進路ガイダンスや進路相談、海外研修や留学などのプログラムを展開。また、各種検定試験の受検を推奨し、生徒の学習意欲向上を図っています。細かく配慮されたコース別履修高学年では、生徒一人ひとりの夢や目標を実現させるための学習指導を行っています。IBクラス・PLコース(P.10参照)など細かく配慮されたコース別履修により、大学進学に必要な学力を段階的・計画的に学びます。さらに、「特別講義」を開講し、大学教員による最先端研究について学ぶことで、大学進学の意義を考えさせます。大学進学など短期目標の達成とともに、中長期で重要となる学習を十二分に展開することこそが「K-12一貫教育」のめざすところです。

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