玉川学園 玉川大学 2013
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Tamagawa Academy & Tamagawa University 2013玉川学園の多彩な学び玉川学園は個々の能力に応じた教育を大切にしています。基礎をしっかりと身に付け、得意な部分は伸ばしてさらに高いところにチャレンジして欲しい。成功体験から培った自信が次への学習意欲につながります。Tamagawa Academy 習熟度別クラス編成、コース別・クラス別履修SSH(スーパーサイエンスハイスクール)IB(インターナショナル・バカロレア)クラスPL(プロアクティブラーニング)コース国際理解教育7-12年生では、英語・数学で習熟度別クラス編成を実施。得意な生徒には、その興味・探究心に合わせた高度な内容を、苦手意識を持った生徒には、個人授業に近い形で時間をかけ、理解できるまで丁寧に指導を行っています。また、7年生(中学1年生)からそれぞれの進路を見据えたコース別・クラス別履修を採用しています。7年生は国際言語系を、高等学校段階では11年生(高校2年生)で人文社会・国際言語・芸術・文理進学系を、12年生(高校3年生)は人文社会・国際言語・芸術・医薬理工農系の4コースを設置。卒業後の進路に必要な知識を段階的・計画的に学び大学進学や大学教育に対応できる能力を習得します。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とは、将来の国際的な科学技術系人材を育成することをめざし、理科教育に重点を置いた研究開発の拠点として文部科学省が指定を行うもので、現在、全国で125校がSSH指定校となっています。従来から、子供たちの科学的な探究力や創造力を育むためにサイテックセンターを建設するなど、理科教育に力を入れてきた玉川学園は、その実績を評価され2008年に指定されました。以来、子供たちの理数系科目への興味をさらに喚起し、研究者に必要とされる思考力と探究力の融合によって高度な実力を養成するプログラムを実施しています。玉川学園は創立以来、教育理念の一つに国際理解教育を掲げ、その時代に対応したプログラムを実践してきました。2007年4月からは、玉川学園K-12一貫教育と連動させた新しい教育システムの確立をめざし、MYP(Middle Years Programme)・DP(Diploma Programme)を順次導入して、国際バカロレア機構(IBO)が提供する世界水準の教育プログラムで学ぶIBクラス(国際学級)を設置しています。このクラスでは、IBプログラムを教える資格を持つ専任教員が授業のほとんどを英語もしくはバイリンガルで行っています。現在、7年生から12年生6クラス約100名の生徒を擁し、国際社会で活躍できる人材の育成をめざしています。本コースは、理数系強化コースです。10-12年生(高校1年生-3年生)を対象に、理数系と英語を重視したカリキュラムによる特別コースを設置し、SSHの指定を受けて、大学の医学部・理学部・工学部・農学部への進学を希望する生徒を重点支援し、獲得した知識を柔軟に活用できる能力を養います。玉川学園・玉川大学全体の理数系能力開発における資産をフルに活用し、各研究所の協力も得て、国内外の医学・理数系大学への進学を視野に入れたプログラムを展開し、専門カリキュラムでの学習を行い、将来的に理数系分野におけるリーダーとなる人材を育成します。玉川学園では、生徒の海外派遣に40年以上の歴史と実績があります。目的や時期、滞在期間によってさまざまな研修・留学先を設定しており、希望のプログラムを選ぶことができます。海外研修・留学する生徒は、2010年度14カ国223名。帰国後、その成果が認められれば留学中の単位も認定されます。また、受け入れも積極的に行っており、2010年度は全体で8カ国230名の生徒を海外から受け入れました。教室には海外からの生徒が仲間入りし、学内にいながら自然と国際感覚が身に付きます。

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