玉川学園総合パンフレット2014
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Tamagawa Academy & Tamagawa University 2014研究所高等教育機関として伝統的に人間教育を重視してきた玉川大学は、同時に研究機関として最先端科学技術の発展にも力を入れています。学術研究所学術・文化のさまざまな領域にわたる専門的・学際的・総合的な研究活動を、研究所内における研究活動はもとより国内外の諸機関等との共同研究や研究交流を積極的に推進し、広く学術・文化の発展と向上に貢献することを目的として活動しています。K-16一貫教育研究センター「全人教育」の理論的研究、実践の記録などに基づきながら、今日におけるK-16(幼稚園から大学)の教育課程を明らかにし、その具体的な改善に向けて、「K-16一貫教育研究部門」「日本語教育研究部門」の2部門のもと、理系教育グループ、文系教育グループ、バカロレア教育グループ、幼児教育グループ、小学校英語教育グループの5つのグループが互いに連携しながら、広く総合的に研究と実践を進めています。人文科学研究センター玉川大学における人文科学の総合的な共同研究の促進、発展を目指しています。特に哲学思想、文学、歴史を中心とした幅広い人文系学問領域を包摂しうる研究センターを意図して、2003年度より研究施設として活動を開始しました。「哲学思想研究部門」「文学・芸術研究部門」「歴史文化研究部門」の3部門からなり、それぞれの部門での研究活動、全体の研究会、また講演会、シンポジウムなどを随時行っています。心の教育実践センター全人教育を時代・社会のニーズに合わせ、その実践を担う施設として設立。「行動する全人教育」をテーマにアドベンチャー教育の手法を取り入れ、体験学習を通した、心と身体を育てる研究と実践活動を展開しています。また、学校教育、社会教育そして地域教育の領域で人間関係づくり・組織づくり、学習環境のデザイン・コミュニケーションスキルの向上など豊かな学びと生き方を創造していける体験学習法を用いて、目的に応じた多様なプログラムを提供しています。ミツバチ科学研究センター伝統あるミツバチとハチミツに関する総合研究センターです。資源昆虫として最も重要なミツバチに関する幅広い研究と、ミツバチとその生産物への関心を高めるため啓蒙・普及を目指しています。「ミツバチ生物学研究」「ミツバチ生産物研究」「花粉媒介機能研究」の3部門を持ち、ミツバチの生態や社会構造、養蜂学の研究、ハチミツやローヤルゼリー、プロポリスなどの研究、ハチによる花粉の媒介などの研究を行っています。生物機能開発研究センター環境破壊や食糧危機の解決のため環境保全と効率的な食糧生産の両立を目指し、生物の潜在的な機能を十分に引き出した食料生産システム、健康増進と医療の働きを併せ持つ作物を生産する研究を行っています。その研究課題の一つとして「植物工場」と「宇宙農場ラボ」の研究施設を整備しました。植物工場研究施設では、都心でも無農薬で安全な作物を生産できる技術を開発、宇宙農場ラボでは、宇宙での作物栽培システムを目指した研究を行っています。菌学応用研究センター現時点でも130万種以上も未発見種があるとされる菌類(カビ)を、人類に有用な資源とするための調査・研究を行っています。国内に23ある公的微生物株保存機関の1つと認定され、これまTamagawa University Research Instituteで分離収拾した菌株ライブラリ15,000株の一部を一般に公開しています。2005年に設立された玉川大学発初のベンチャー企業(株)ハイファジェネシスとはお互いに相補的な関係にあります。

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