玉川学園総合パンフレット2015
13/36

Tamagawa University & Tamagawa Academy 201511自学自律三位一体「教えられるより自ら学びとること。教育は単なる学問知識の伝授ではなく、自ら真理を求めようとする意欲を燃やし、探究する方法を培い、掴み取る手法を身に付けるものである。」これは、玉川学園創立者が「自学自律」について述べた言葉です。玉川学園は設立当初から創立者の言葉を普遍的な価値のあるものと考え、本当の意味での教育、学力を追求してきました。それは、子供たちが自ら課題を見つけ、調べ、考え、表現しながら問題解決ができるようになることです。そのためには豊かな知識を身に付けていること、智慧があること、問題解決するための技能や、生涯学び続けようとする学習習慣や誠実に学ぶ態度を育むことが大切であると考えています。玉川学園では、親と子と教師による三位一体の教育を大切にしています。保護者と教師がともに子供の成長を喜び合い、子育ての楽しさや難しさを分かち合いながら成長する場でありたいと願っています。そのため三者をつなぐコンピュータ・ネットワーク「CHaT Net」は、日常の活動報告、諸連絡はもちろん、保護者間の情報交換の場としても活用されています。さらに、保護者の方にも教育活動に参加していただくために、「K-12親学講座」や「教育文化講演会」、「父母会活動」、保護者のための「丘めぐり」、「野草の会」といったさまざまな機会を設けています。Tamagawa Academy スーパーサイエンスハイスクール(SSH)SSH(スーパーサイエンスハイスクール)とは、将来の国際的な科学技術系人材を育成することを目指し、理科教育に重点を置いた研究開発の拠点として文部科学省が指定を行うもので、現在、全国で202校がSSH指定校となっています。従来から、子供たちの科学的な探究力や創造力を育むためにサイテックセンターを建設するなど、理科教育に力を入れてきた玉川学園は、その実績を評価され2008年に1期目、さらに2013年には2期目の指定を受けました。玉川学園SSH活動は子供たちの理数系科目への興味をさらに喚起し、様々な場面で必要とされる創造力と批判的思考力を育成するプログラムを実施しています。学びの技「学びの技」は、生涯を通じて使えるラーニングスキルを学ぶ授業です。幼稚部から中学年あたりまでは、比較や分類、関連づけ、構造化する際の過程を視覚化して、思考する際に役立つスキルを学びます。高学年ぐらいからは、問題発見や解決のスキル、情報収集や整理のスキル、論理的にまとめて発表するスキル、客観的に評価するスキルを学び、創造力や批判的思考力を鍛えます。これらのスキルは、各教科学習の知識の土台の上に、さらに自分の興味・関心にしたがって探究する時に力を発揮します。将来、答えのない、あるいは答えを見出すのが困難な問題に立ち向かっていく時に必要な思考力とスキルを学ぶのが、この授業のねらいです。(9年生では年間にわたっての特設の授業、その他の学年では年間で数時間の授業が組まれています。)校舎中学校高学年校舎高等学校▲▲▲▲▲7年生8年生9年生10年生11年生12年生※PLコース:プロアクティブラーニングコース。 理数系と英語を重視した専門カリキュラムを実施。●世界トップクラスの大学進学に必要な学力の育成●自国のアイデンティティと高いレベルの英語能力の修得●高度な学力の育成●知識を柔軟に活用できる 能力の修得国際バカロレア(IB)クラス7~12年生PLコース10~12年生※国際バカロレア(IB)クラス:インターナショナル・バカロレアの教育プログラムを実践するクラス。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です