玉川大学 玉川学園 2017
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Tamagawa University & Tamagawa Academy 201714玉川大学玉川大学のキャンパスには、一人ひとりが目標に向かって自ら学び、考え、体験できる教育環境が整っています。そのチャンスを活かすことができれば、将来の夢に手が届くはず・・・。8学部、17学科の総合大学カリキュラム概要 ─「全人的」教養─初年次教育ICT環境玉川大学は8学部17学科の全学生が4年間、一つのキャンパスで学べる総合大学です。自然に恵まれた緑あふれる環境の中で、一人ひとりの個性を大切にしながら、全人教育の教育理念に基づいた教育を展開。時代と社会が求める幅広い教養と高い専門性を身につけます。人文社会系から理工系、さらに芸術系を含む多彩な学生たちが集まるキャンパスだからこそ、学部や学科の枠を超えたさまざまな知識や人間関係が得られます。「全人教育」の理念のもと、個性を尊重した教育を実践するため、カリキュラムは全学部共通の「ユニバーシティ・スタンダード科目」(以下、US科目)と学部・学科ごとの「学科科目(専門科目)」から構成されています。US科目は、学士課程教育(大学教育)の両輪となる教養教育と専門教育の連動をめざして構成された科目です。多角的に物事を捉える視野を身につけ、専門分野の学修を進めることにより、専門の学問や知識が確実に自分のものとなり、有効に活用できるようになります。なお、US科目は「玉川教育・FYE」「人文科学」「社会科学」「自然科学」「学際」「言語表現」「教職関連」「資格関連」の8科目群から構成されています。高校までの「学習」とは異なり、大学での学びは「学修」とされます。学修とは学生が主体的に進めるべきものです。玉川大学ではそのために必要な“学ぶ力”と“将来を見据える力”を育てる「初年次教育」に力を入れています。限られた4年間の学修を実りあるものにするためには、スタートの1年目から、その心構えや目標を定めておくことが大切になります。そこで全学部の新入生を対象に「一年次セミナー101・102」を開講。大学での学修にスムーズに慣れ親しみ、意欲的な姿勢で大学生活に臨めるようサポートしています。「一年次セミナー101・102」の主なテーマは、「なぜ大学で学ぶのか」「効果的な学修方法」「時間管理の技術」「セルフマネジメントの技術」「文章作成の方法」「読書の方法」「大学の支援資源の活用方法」「キャリアについて考える」「コミュニケーションのあり方」「社会貢献について考える」などです。玉川大学では、対面授業に加え、コンピュータやネットワークなどのICT技術を有効活用し、質の高い学修を行うe-Educationを積極的に展開し、「いつでも、どこでも」学修ができる“Anytime Anyplace”の教育をめざしています。 全学共通のe-Educationシステム『Blackboard@Tamagawa』では、教室での対面授業の受講に加え、ネットワークを通じて配信される電子教材をキャンパスから、自宅から、24時間いつでも学ぶことができます。またグループ・ワーク、ディスカッション、課題提出などの機能を利用し、教員や他の受講者とのコラボレーションも容易に行うことができます。ネットワークを通じての学修のほか、履修登録、成績確認、大学からの連絡事項の確認等、学生生活をサポートする環境(UNITAMA)も提供しています。学内では、自分のノートパソコンをネットワークに接続する「My PCネットワーク」を整備し、大学施設のほぼすべての場所で利用することが可能です。これらのICT環境を快適に活用できるように「大学教育棟 2014」 3階ラーニング・コモンズ内にサポートデスクを設置し、ソフトウェアの使い方、ネットワークへの接続方法、アカウント(ユーザーID/パスワード)に関することなど、パソコンやインターネットに関するあらゆる相談に応じています。またICTスキル向上のための講習会も各種開催しています。英語教育「ELF」プログラム英語教育プログラム「ELF (English as a Lingua Franca) プログラム」とは、共通の母語をもたない人同士の意思疎通に使われる英語のこと。世界で英語を使用している人の中で、ネイティブ・スピーカーは2割程度といわれています。つまり、英語でコミュニケーションを取る場合、相手も英語が母語でない場合が圧倒的に多いのです。どんな相手とも意思疎通ができる英語を身につけるELFを、2015年度から一部の学科を除く全学部において実施。指導スタッフも、英語を母語としない人に英語を指導した経験のある人材を採用。2016年4月からは、ELFの学修拠点として「ELF Study Hall 2015」(P.3参照)が利用開始。学生の主体的な学修を推進しています。

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