学校法人 玉川学園 Puente 2011.06 vol.01
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緑の丘で学ぶ子は年齢、学年を飛び越えてともに学び伸びていく体育祭こどものアトリエお米の学習たまがわのわ―K-16の教育活動玉川学園の緑豊かなキャンパスには幼稚園児から大学生まで1万人が学んでいる。小学生と高校生が、幼稚園児と大学生が、一緒になって頑張る姿は玉川ならでは。さまざまな行事やイベントで世代を超えた出会いが日々生まれている。 幼稚園児から大学生まで、総勢約1万人が一堂に会す体育祭は、まさしく玉川のメーンイベント。なかでも注目のプログラムが、幼稚園児と小学1~4年生の合同演技だ。 2010年はフラッグとポンポンを使った「大空の下で」という演目を披露。これまで一緒に練習を重ねてきた子供たちにとっては、大切な晴れ舞台。小学1~4年生たちはちょっと大人になって、幼稚園児はそんなお兄さんお姉さんに憧れて、一生懸命演じきった。 段ボールのおうち、ペットボトルのロケットなど、身近な材料を使ってものづくりを楽しもう。幼稚部の例年行事「こどものアトリエ」は、子供たちと一緒にお父さんお母さんもアートをする日。 この日のために1週間前から看板作りや工作キット作りなどの準備をしたのが、高校生や教職を目指す大学生たち。当日も、かげながら子供たちをサポートする。楽しむ子供たちを見つめながら、自分の将来を考えていく貴重な体験となる。 自分たちが毎日食べているお米はどうやってできるんだろう? 小学2年生の総合科「お米の学習」では、農学部の実習用の田んぼを借りて子供たちが稲作に挑戦。田ならし、種まき、田植えも全部自分たちの手で。「この稲が育ってお米になるんだよ」。手伝ってくれる農学部の学生から子供たちはいろいろなことを学ぶ。 秋の稲刈りでは、農学部のお兄さんお姉さんに鎌の使い方を教わって早速収穫が始まる。「早くおいしいご飯が食べたいな」。22vol.01

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