学校法人 玉川学園 Puente 2011.06 vol.01
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283海外研修に参加した児童・生徒人13カ国280玉川学園で学んだ海外からの生徒人8カ国25オリジナル海外研修プログラムプログラム学なりの段階を踏んだ国際教育が徹底しているのも、特筆すべき点だ。例えば、幼稚部ではテレビ会議を使ってアメリカ・ハーカー校と親交を深めている。見知らぬ異国の文化に触れ、子供たちは小さな胸を好奇心で躍らせている。5年生ともなれば、ハーカー校との交換訪問プログラムに参加でき、同じキャンパスで学び合う機会もある。ハーカー校との交流は、15年以上にわたる。大学では10種類以上の留学・研修プログラムを用意し、学生はアメリカ、カナダ、イギリスなどの提携校で現地の講義を受ける。 こうした教育の目指すところは、単なる語学の習得では収まらない。ある生徒は、「英語は単なるコミュニケーションツールの一つ」と話す。そう、まずは他国の文化に触れ、驚き考え、相手を尊重し、自分なりに受けとめること。コミュニケーションに本当に必要なものは何なのかを子供たちは理解しているのだ。坂本悠靖さん 7年生ハーカー校でホームステイ5年生のとき、交換訪問プログラムでアメリカのハーカー校に行きました。ホームステイ先のバディは双子の兄弟で、どっちがどっちか分からなくて大変だった(笑)。ヨセミテ国立公園に行って、野生のクマやシカを見たことも忘れられない思い出です。次の年には、今度は僕が彼らを迎えました。家では3年生のときから、ホームステイで海外の留学生を受け入れています。これからは英語も話せて、海外のことを知っておくのが必要です。9vol.01

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