学校法人 玉川学園 Puente 2013.06 vol.03
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18│Puenteたまがわ注目を集めるクラブPart1玉川では調和のとれた人格を持つ「全人」を育てるために、教育はもちろん、スポーツや文化でも一流を体感させることに力を注いでいます。創部から50年以上経ったクラブがたくさんあるのも、生徒や学生のため、先駆けとして新しいクラブを創ってきたからです。そうしてできたクラブは時を経るとともに歴史を積み上げ、伝統あるクラブとして今に至っています。歴史あるクラブ◉合唱団◉赤十字奉仕団◉アーチェリー部玉川大学設立と同時に発足した合唱団、2012年11月には「同窓会創立60周年記念第九演奏会」が開かれ、多くのOB・OGが集まり旧交をあたためました。現団員の活動のメインは年に一度の定期演奏会ですが、学内の行事や訪問演奏会などさまざまなイベントにも参加するため合唱曲やポップス、賛美歌など多様なジャンルの曲を練習するのと並行して、外に活動を広げていくために団員一同で頑張っています。3月には山梨県で春合宿、ボイストレーニングを行いながら、新入生歓迎イベントである「スプリングコンサート」の練習に臨みました。団員同士の交流も盛んで、クラブ活動を存分に楽しんでいます。全神経を集中して放った一射が的の中央を射た瞬間の感動、その感動が忘れられず続けていくのがアーチェリーです。そんなアーチェリーの魅力にとりつかれた部員が約20名弱、リーグ戦での上位昇格をめざして日々練習に励んでいます。玉川大学アーチェリー部の歴史は古く56年前に創部され、日本のアーチェリーの先駆けとして先輩がたが伝統と実績を積み上げてきました。2012年の男子リーグ戦では2部昇格を果たしました。今年もさらなる躍進を期して、平日練習に加え、夏合宿などで技術の向上を図っています。玉川大学赤十字奉仕団は、日本赤十字社東京支部に属する奉仕活動団体です。今年、創部50周年を迎え、6月に記念のあじさい会を行う予定です。主な活動は児童養護施設を訪問し、幼児を中心に一緒に遊び見守ることです。遊びという手段を通して幼児と真摯に向き合い、子供の笑顔を引き出すにはどんな遊びが良いのか、どう伝えればいいかを常に考えています。毎年8月に長野県飯山市の児童養護施設と特別養護老人ホームを訪問する夏合宿を実施。児童養護施設では幼児から高校生までの子どもたちと一日楽しく遊び、特別養護老人ホームでは利用者との交流を図ります。好きなことに熱中できる貴重な時間。胸を熱くする仲間との出会いが、これからの人生を変えるかもしれません。玉川大学

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