学校法人 玉川学園 Puente 2014.06 vol.04
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22│Puenteたまがわ課外活動レポート──玉川学園Part2熱中できること、得意なこと、楽しいこと。玉川の日々は、大切な何かを探すチャレンジの時間です。◦ロボットクラブ◦エアロビック部高等部でロボット活動が始まったのは14年前、現在は5年生から12年生までに活動が拡大し、3年前に「ロボットクラブ」として正式にクラブ活動になりました。2010年にサイテックセンターに設置された「ロボット工房」が活動場所になっています。部員たちは最新の機材を使用してレゴロボットを製作、低学年の学園展にロボット展示をしています。14年前から先輩たちが蓄積してきたロボット作りの知恵が、玉川学園全体でのロボット活動の連携を通じてより発展し、今や伝統となりつつあります。エアロビック部は現在5年生から10年生まで38名の部員で活動しています。近年はチームとして競技会に出場するようになり、さまざまな技に挑戦し、音楽と一体になった躍動感あふれる演技を目指しています。部の目標は個人の技術向上とともに、集団競技を通して仲間への思いやり・協力、ルールを守り、挨拶のできる集団育成です。昨年度は大学のエアロビックチームのプログラムに入れてもらい、初めてコスモス祭に参加して演技発表を行いました。今後も繋がりを強化していきたいと思っています。2014年4月24日、来日中のアメリカのバラク・オバマ大統領が、東京のお台場の「日本科学未来館」を訪問。日本が世界に誇る最先端科学技術であるロボット技術を披露しました。日本の未来を支える高校生や大学生ら30人が招待され、玉川学園からはロボットクラブ10年生4名とサイエンスクラブ12年生が参加。ロボットクラブ4名は大統領の面前で、自律型ロボット2台によるロボットサッカーを実演し、ロボットの仕組みなどについても直接解説。大統領はたいへん興味深い様子でご覧になり、さかんに質問を投げかけていました。わずか4分間の面会でしたが、大統領の面前で披露できた唯一の学校です。ロボットクラブメンバーにとっても、自分たちの活動の可能性がグローバルに広がることを実感したようです。この栄誉ある機会から、目標に向かって努力すること、地道に取り組んでいくことの大切さなど、多くの学びがありました。COLUMNオバマ大統領に実演披露

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