学校法人 玉川学園 Puente 2015.06 vol.05
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Puenteたまがわ│13■ Bilingual Elementary School│新しい国際的な学習「BLES」「BLES-K」Q 外国人の先生から教わるのですか?A 担任は英語圏での小学校教員免許を取得している教員と、日本人教員の2名が担当。二人の教員によるチーム・ティーチング形式で授業を進めていきます。Q BLESクラスへ入学する際は英語の試験を受けるのですか?A 小学部へ入学する際の入試では、英語力を問うことはありません。Q どのような延長教育プログラムを予定していますか?A 18時までの延長教育プログラム(有料)として、水泳、音楽教室、サッカー等(講座については計画中)の活動を選択することができます。学内の施設を利用し、玉川大学の教員や学生、プロサッカーチームのスタッフ等の指導により、お稽古ごとや趣味の分野のスキルを高めることができます。校内でこうした活動ができるので、外部の教室に通うよりも効率が良く、家庭での時間も長く過ごすことができます。Q 勉強の指導も行うのですか?A Study Hall(SH:学習サポート)として、学習習慣をつけさせるための宿題の指導も放課後に行います。家庭学習を持ちかえることがなくなるため、帰宅後はゆっくりと過ごすことができます。Q&A ──BLES導入について聞きましたQ&A ──BLESについて聞きましたQ&A ──BLES-Kについて聞きました▪学園教学部長渡瀬 恵一 教諭▪教育部長(K-4年) 後藤 健 教諭▪幼稚部長 櫻井 利昭 教諭 BLESプログラムの準備期間としてスタートするのが、玉川学園幼稚部で行われるBLES-K(Kinder)です。英語に触れる機会を通して、コミュニケーションの道具として英語を使うことを心がけます。年少から年長へと進級するにつれて徐々に英語に触れる時間を増やしていき、年長では年間に6つのテーマで英語活動を展開。たとえば「Halloween」をテーマに活動を展開するときには、集中的に英語活動に取り組む時間を1週間を通して3歳児からのバイリンガルプログラム﹁BLES-K﹂設定します。こうしたカリキュラムを通して英語に触れ、1年生からのBLESクラスへと無理なくつながるのです。玉川学園の特色である幼稚園児から大学院生までが同一キャンパスで学ぶ一貫教育の良さに、BLES-Kという新たな取り組みが加わることにより、「国際社会が求める人材育成」という部分が、また一歩、進化を遂げます。 BLESおよびBLES-Kでは、通常の小学校や幼稚園よりも多くのプログラムを児童が行っていくことになります。授業時間が長くなる分、ブレイクタイムをQ 3歳からの英語教育というのは早すぎないでしょうか?A BLES-Kで取り入れるのは、コミュニケーションとしての英語です。アルファベットや発音、そして日常生活の中で英会話を取り入れていくことで、自然と英語を身につけていくので、決して早すぎるということはありません。Q 英語への取り組み方で特徴的なことはありますか?A 年少から年長へ進級するにつれて徐々に英語のプログラムを増やしていき、年長ではほぼ毎日英語での活動を行う予定です。それぞれの活動が独立して行われるのではなく、1日の中で、1週間の中で、1ヶ月の中での「必然性」によって関連づけられたものとして展開します。Q 「英語の活動」ではどのようなことが行われるのでしょうか?A たとえば「Halloween」では、英語圏での小学校教員免許を取得している教員と共にアクティビティに取り組みます。一緒に行うことで、単なる季節のイベントではなく、その行事の意味からきちんと理解することができます。Q どのような延長教育プログラムを予定していますか?A 18時までの延長教育プログラム(有料)として、音楽(ピアノ、リトミック)、体育(体操、水泳)、美術(造形)、英語などを予定しています。また、プログラムに参加しない18時までの預かりも実施します。設けたり、午後には体を動かす授業を 多めに配置したりするなど、子供たちの負担を軽減できるよう配慮しています。 また『Study Hall(学習サポート 通称:SH)』という時間を設け、補習や指導も行う予定です。そして同時にスタートするのが、有料の延長教育プログラム(Extended School)です。水泳、音楽教室、サッカー等(講座については計画中)の活動を選択可能。学内施設を利用して、玉川大学の教員や学生、プロサッカーチームのスタッフ等の指導の下、思う存分趣味の時間を楽しむことができます。お稽古場までの移動時間を抑えつつ習い事を体験できるので、家族との時間もゆっくりと取ることが可能です。Q BLES開設の目的は何ですか?A 日本語と英語の両方を身につけて、6年生※2からスタートする国際バカロレア(ⅠB)にスムーズにつなげていくことが目的です。玉川学園では12の教育信条の一つに『自学自律』を掲げ、自ら主体的に学ぶことをめざしています。そしてそうした姿勢はグローバル化が進むこれからの社会で、ますます必要となる資質です。そうした姿勢を身につけるためにも、バイリンガル教育は必要であると考えます。Q 通常の教育課程よりも学ぶ内容は増えますか?A BLESのクラスも文部科学省が定める日本の小学校です。したがって通常の教育課程にBLESプログラムがプラスされるとお考えください。延長教育プログラム

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