学校法人 玉川学園 Puente 2015.06 vol.05
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Puenteたまがわ│19■ Tamagawa Ceramic Plate Painting│キャンパスの陶板絵画﹁種まく人﹂▶Sci Tech Farm(LED農園) 1階 玄関内◦フランソワ・ミレー[ボストン美術館]Sci Tech Farmは未来型農業の形として、安全と安心、高付加価値のある野菜(夢ゆめ菜さいブランド)の生産を追究した最先端のLED農園です。その可能性の種は新時代の農業(土地)へまかれ新しい食文化として育っていくでしょう。本品は未来の農園にふさわしい絵画としてこの作品を設置しました。﹁黄色い牝牛﹂▶KEYAKI 1階客席◦フランツ・マルク[グッゲンハイム美術館]フランツ・マルクは、見たものを心の内面で感じた純粋な気持ちで牝牛を描き、既成概念に捉われず自由な色で表現しています。KEYAKIに集う学生たちにも既成概念に捉われることなく豊かな感受性と柔軟な発想を身につけてほしいとの願いで設置しました。﹁コンポジションVⅢ﹂▶大学6号館 1階◦ワシリー・カンディンスキー[グッゲンハイム美館]創立者小原國芳は自ら翻訳した「芸術論」の序文で「真の芸術の理解なしには芸術教育をできない」と論じています。芸術教育および美的教育は全人教育の中で重要な一翼を担い、学部を問わず、多くの学生たちに芸術を愛する心を育んでほしいという願いから農学部の学生が学んでいる校舎に本作品を掲げました。❷❶﹁ムーラン・ド・ラ・ギャレット﹂▶KEYAKI 2階客席◦オーギュスト・ルノワール[オルセー美術館]KEYAKI食堂は大勢の学生が友人たちと食事をし、会話を楽しむという寛ぎの空間です。それに重ねて、パリのモンマルトルのダンスホールに集って友人と語らった印象派の画家ルノワールの名画「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を設置しました。﹁グランド・ジャット島の日曜日の午後﹂▶Future Sci Tech Lab 玄関横外壁 (植物工場研究施設・宇宙農場ラボ/超高速量子光通信施設)◦ジョルジュ・スーラ[シカゴ美術研究所]スーラの点描画法で描かれた作品は、19世紀後半の色彩理論・光学理論が明らかにした「視覚混合」の成果をキャンバスの上に具現化した作品で、未来の農業生産システムの研究施設での「光」をテーマとした研究を象徴するにふさわしい作品として設置しました。小田急線玉川学園前駅

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