学校法人 玉川学園 Puente 2015.06 vol.05
32/48

32│Puenteたまがわ2014年度(第17回)玉川大学・玉川学園学友会賞受賞者が決定しました。学友会では、1998年度から玉川学園・玉川大学の低学年から大学(大学院等含)までの児童、生徒、学生等との相互理解を図る一環として学友会賞表彰規程を定め、在校生としてその本分を尽くし、芸術、文化、スポーツおよび社会的に顕著な活躍をした学業優秀な個人または前記に準ずる顕著な活躍をした団体に授与しています。また、2014年度からは新たに、正課外活動で活動した学生会員自身が公募する自薦部門を設けました。今年度は個人の部3件、団体の部5件と自薦部門の1個人に贈られました。◉自薦坂﨑 健斗さん(工学部 ソフトウェアサイエンス学科3年生)[小堀流踏水術・小堀流踏水会]私は、熊本に伝わる小古式泳法の一つの流派である小堀流踏水術を、小学2年生の頃より習っています。その泳ぎの伝統を守り受け継ぐために、年1回日本泳法大会(全国大会)が行われています。私はこの泳法大会に小学5年生の時より、11年連続で出場し、過去2年は決勝(20位以内)に進出しています。小堀流踏水術の泳ぎの特に難易度の高いものに、甲冑御前游(かっちゅうごぜんおよぎ)があります。流派の中で、毎年一人だけに許される泳ぎです。昨年は、これまでの活動が認められ甲冑御前游を行うことができました。これからも、この小堀流の活動を続け、次の世代に継承する存在となるためにも、一生懸命練習に励んでいきたいと思います。中野 里美さん(中学年7年生)〈コンクール1〉「第47回埼玉全国舞踊コンクール クラシックバレエ部門 二部」毎日新聞社賞(優秀な成績者に贈られる賞)〈コンクール2〉「第12回全国ジュニアバレエコンクール ジャパングランプリ2014」入選5位。これにより、カナダやウィーンのスカラシップを獲得。〈コンクール3〉「ユースアメリカグランプリ2015日本予選」トップ12 ファイナリスト。 来年4月に行われるニューヨークでの決選に参加する事になった他、イギリスとニューヨークのバレエ学校からスカラシップをもらっている。このような素晴らしい賞をいただけて、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。私は将来観ている人に喜んでいただけるようなバレエダンサーになりたいです。これからも夢に向かって頑張ります。河野 みなみさん(高学年12年生)シンクロナイズドスイミング世界ジュニア選手権において、チーム競技2位(銀メダル)・コンビネーション競技1位(金メダル)と日本代表として顕著な活躍をした。現在、2015年度日本代表候補選手、リオ・東京オリンピック強化選手に指定され、オリンピック出場を目指している。春からは新たな環境で学ぶことになりますが、一度心を入れ替え、そしてまた新しい目標に向かって、日々の練習を頑張っていきたいと思っております。玉川学園で培ってきた全人教育を大いに生かし、人間としてもさらなる成長ができるよう頑張ります。そして私が最大の目標としている2020年の東京オリンピックでメダル獲得できるよう、日々精進したいと思っております。◉個人松下 将さん(工学研究科機械工学専攻修士課程2年生)日本冷凍空調学会論文集に2編の論文が掲載され、日本冷凍空調学会・会長奨励賞の受賞が決定。また、日本機械学会から優秀な大学院生に贈られる三浦賞にも推薦されている。教育活動において、TA(ティーチングアシスタント)として学部生の指導を2年に亘って行ったほか、エネルギー関係のコンテストにも学部生とともに複数参加し、好成績をあげた。学会発表を通じて共同研究に発展し、さらには冷凍機メーカーに就職することができ、社会人として研究が続けられることが何よりも嬉しいです。名誉ある学友会賞を受賞することができたのも厳しくご指導いただいた先生方や友人のお陰です。心から感謝申し上げます。

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です