8・9年生(中学2・3年生)が第56回日本学生科学賞都大会において入賞!

2012.10.23

サイエンスクラブの生徒4名が、第56回 日本学生科学賞 都大会において優秀賞1件と奨励賞2件を受賞しました。表彰式は、10月20日に中央区銀座の銀座フェニックスプラザで行われました。生徒達は、今後も更に研究活動に力を入れていきます。

優秀賞「空気抵抗の影響」


9年 須藤 香月(すどう かづき)、佐々木 治人(ささき はると)(2名の共同研究)
物体が落下するとき、その物体には重力加速度がかかります。これは、全ての物体に等しいはずです。しかし、実際には、物体によって落下速度は異なります。このことに興味を持ち、原因である空気抵抗が、物体の何に関係するのか、どれくらい影響を受けるのかを調べました。原因となる要素として、物体の「質量、底面積、側面積、形」の4つを挙げ検討しました。その結果、空気抵抗の影響は予想したより小さいことが分かりましたが、物体の底面積と形が影響することが分かりました。

! ) なるべく正確に結果を求める方法を考え、様々な工夫がされた研究です。

奨励賞「大根の辛味成分定量法の開発」


9年 榊原 祐磨(さかきばら ゆうま)
大根の辛味成分を簡易的に測定する機器や方法は確立されていません。LEDの光の色の影響によって、大根の辛味にどのような影響を与えるのかを調べたいと考えました。まずは、大根の辛味成分を測定する方法を確立するために、この研究を始めました。調べていくと、大根の辛味成分は抗菌効果を持っていることが分かったため、この抗菌効果を利用し、キウイ上に繁殖するブドウ球菌や、無菌培地上で酵母菌や大腸菌を培養し、辛味大根や青首大根の部位を変えたものの絞り汁を一緒に保存し、菌がいかに繁殖しにくいかを測定することによって辛味成分を定量しました。

! ) 精度をあげる工夫などが更に必要ですが、今後の発展が期待される研究です。

奨励賞「牛乳はなぜ酸で分離するのか?」


8年 堀 祐里香(ほり ゆりか)
ミルクティーに誤ってレモンを入れてしまったところ、沈殿物が生成したことをきっかけに、牛乳が酸で分離する原因を調べました。仮説をたて、一つ一つ検証した結果、pHが2.4未満の酸だと牛乳が沈殿すること、牛乳の中のカゼインが沈殿の原因であることが確かめられました。また、カゼインが含まれていれば、牛乳以外の乳製品でも酸で沈殿が生成することも確かめました。

! ) 日常生活の疑問を、納得のいくまで、大変丁寧に検証しました。