中学部吹奏楽部が全日本吹奏楽コンクール(全国大会)に、高等部吹奏楽部が東日本学校吹奏楽大会に出場決定

2012.09.11

6-9年生で構成される中学部吹奏楽部が、9月9日(日)昭和女子大学人見記念講堂で開催された「第52回東京都吹奏楽コンクール」に出場し、見事「金賞」を受賞。さらに10月31日(水)に名古屋国際会議場センチュリーホールで開催の「第60回全日本吹奏楽コンクール」(全国大会)に出場することが決定しました。今回は6年生2人、7年生10人、8年生15人、9年生23人の合計50名でコンクールに挑みました。なお、中学部として全国大会に出場するのは、2年ぶり11回目となります。

曲目は、課題曲4の行進曲「希望の空」(和田信 作曲)と、自由曲「シャコンヌ」無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番より(J.Sバッハ 作曲 / 森田一浩 編曲)を演奏。4曲ある今年の課題曲のうち最も難しいと言われる課題曲を選択し、八分の六拍子のマーチをシンフォニックに仕上げ、深い音楽性を追求した演奏となりました。自由曲は昨年と同じ曲であるバッハの「シャコンヌ」を選択。指揮者で同部顧問の土屋教諭は「本番の演奏はとてもよかったです。いろいろ検討した末、昨年と同じ曲を選びましたが、一部の変奏では少し工夫をしました。例えば、オーボエ、イングリッシュ・ホルン、コントラバス・クラリネット、ハープ、チェレスタ、マリンバといった特殊楽器を活用し、やわらかい音色をねらったところもあります。また、E♭管バスを1本、B♭管バスを2本、テューバを2本の合計5本を使い、ユーフォニュアムとトロンボーンも安定していたので、全体的に中低音のサウンドがよく、オルガンのような響きを感じさせる場面もありました。」といっています。また、「全国大会では、当然『金賞』受賞をねらいます。しかし生徒一人ひとりが感じてほしいことは、バッハの音楽そのものです。心の中での“祈り”を大切にしてほしいし、今の時勢だからこそバッハを演奏する意味を考えてほしいのです。」と語ってくれました。

また、10-12年生による高等部吹奏楽部は、8月13日(月)府中の森芸術劇場ウィーンホールで開催の「第52回東京都吹奏楽コンクール大会」に出場し、こちらも見事「金賞」を受賞し東京代表となりました。今回は、10年生6人、11年生9人、12年生15人の計30人で大会に出場しました。そして、10月13日(土)八戸市公会堂で行われる「第12回東日本学校吹奏楽大会」に出場が決定しています。今回の東日本大会出場で3回目を数えることになります。

今年は「吹奏楽のための交響詩『ぐるりよざ』」(伊藤康英 作曲)より、第1楽章「祈り(Oratio)」に取り組みました。この曲は、長崎の生月島(いきつきしま)に伝わるキリスト教の聖歌「Gloriosa」を「ぐるりよざ」に言い換えられたものを主題として扱われています。指揮者で同部顧問の長谷部教諭は、「日本に伝えられたグレゴリア聖歌を用いたシャコンヌ形式のこの作品に取り組むにあたっては、静謐(せいひつ)で厳かな響きを立体的に表現できるように心がけました。」「生徒たちは、日々讃美歌を歌います。この曲で取り上げられた聖歌のテーマを違和感なく自然に取り入れることができました。玉川に曲想が合っているのかもしれません。」と述べています。また東日本大会に向けて、「この曲に関する歴史的背景などの知識や、今だからこそ感じられることを踏まえて、題名の“祈り(Oratio)”に対して正面から向き合い、生徒一人ひとりが八戸の会場で演奏してほしいと思います。」とコメントを寄せてくれました。また、大会日前後には八戸市近隣で演奏会の計画があるとのことです。

吹奏楽部部員の労作はまだまだ続きます。6-12年生合計80人に、引き続き温かいご声援をお願いいたします。