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新しい時代の教育の拠点が誕生 「大学教育棟 2014」・「朔風館」の竣功式が執り行われました

2014.12.24

2014年12月11日(木)、玉川学園関係者が待ちに待った日がやって来ました。数年前から建設が進められてきた大学教育棟 2014と朔風館が完成し、竣功式が行われる運びとなったのです。竣功式は10時30分から、5階の大講義室で執り行われました。
8月の上棟式同様に熊野神社の池田宮司による神事が滞りなく行われた後に、小原学長があいさつしました。



「新たな図書館の建設は、今から40年ほど前からの計画でした。図書館と同時に学術会議を開催できるような施設をと考えていましたが、時代に即した図書館を目指すうちに時代も移り、図書館に求めるものも変化してきました」。書籍のデジタル化や活字離れといった社会状況もあり、これからの図書館の在り方について常に検討しました。「今回、85周年を一つの機会とし、これからの時代の図書館を建設することとなったのです」。そこでこの大学教育棟 2014には、図書館にプラスアルファの機能を加えることになりました。「学生生活のさまざまなシーンで、自由に学生が使うことのできる図書館であってほしい。これから図書館は、さらなる教育の拠点として発展していくことを期待します」という言葉で、あいさつを結びました。

そして、設計を担当した久米設計の山田幸夫氏から祝辞をいただきました。「大きさから空間構成まで、非常にいい建物ができたと思います。この大学教育棟 2014は、ただの箱ではありません。もっと刺激的なものとなり、人・知・自然との対話の拠点となることを期待します」。また西松建設の近藤晴貞氏からも「まずは本日の竣功式を無事迎えられたことをお慶び申し上げます」と、お祝いの言葉をいただきました。「学園の新しい顔の建設に携わらせていただいたことを、大変うれしく思います。玉川学園が次の時代へと進むことを期待しています」と述べられました。

竣功式が終了した後、4階入口に飾られた『聖体の論議』の陶板の下で、記念撮影が行われ、参加者は館内の見学へと向かいました。
大学教育棟 2014の建設構想は、これまでキャンパスに点在していた図書館・講義室・研究室・大学事務室の機能を一つの建物に集約すること。また収容可能冊数も130万5000冊と、これまでの蔵書冊数の約1.4倍に。専有面積や席数も大幅に拡大。館内は1・2階が図書館、3階がラーニング・コモンズ、4階が教学部や学生センター、キャリアセンターなどの学修支援、5・6階が講義室、7階が研究室という構成になっています。これも「講義室(5・6階)で学び、ラーニング・コモンズ(3階)で学生同士の討論を行い、図書館(1・2階)で調べものをするという、一連の流れをイメージしたものです。
また館内には全フロアに液晶ディスプレイによるデジタルサイネージや国内最大(2014年12月現在)を誇るICタグに対応した85万冊の自動書庫を設置。また創立者・小原國芳の書斎を再現した「おやじさんの書斎」も作られました。館内の壁には学園最初の図書館で使用されたステンドグラスなど、学園の歴史を物語る品々にも触れられるようになっています。この大学教育棟 2014は環境にも配慮されており、中央の大階段は玉川池の涼しい空気を2号館のある4階まで送る風の道に。また太陽光発電を使って図書館内の照明の電力を賄っています。システムだけでなく、考え方も環境に配慮した現代に即した建築物となっています。
一方の朔風館は、2階には463席の『Cafeteria Sakufu』と57席の『Snack Bar Green House』(売店)が、1階には118席の『Restaurant 朔風』が設置され、それぞれに特色あるメニューを提供します。また、この朔風館のメニューサインと衝突防止サインは芸術学部の学生プロジェクトにより考案されるなど、随所に玉川らしさが表現されています。

グループ学修ができる Conference Room
館内吹き抜け

個室学修ブース Cubicle

3階Information Desk
スキップフロア Academic Square
朔風館内
大学2号館側エントランス「聖体の論議」
ライブラリーサービスカウンター
開架書架

緑あふれる玉川の丘に、鮮やかなレンガタイルの外観が映える大学教育棟 2014。レンガタイルと石材を用いた伝統的な外観は、「玉川学園の顔」としてキャンパスのシンボルになります。これから書籍や什器が入り、来年4月には本格的に学生が利用できるようになります。この新しい空間で学生たちが学び始める日が、今から楽しみです。

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