特許取得の報告(1)「動的衝突予測方法」(2)「N-アセチルグルコサミニダーゼ阻害活性を有する化合物」
(1)「動的衝突予測方法」
水平方向と垂直方向の少なくとも一方について自己上に2個の目を離間配置し、時間軸上に所定の時間間隔(Δt)で選ばれた複数の時刻のうちのひとつの時刻において2個の目で自己に対する対象物の相対速度(vl,vr)を観測し、ΔDを自己から対象物までの相対距離の変化、δを自己上での目の配置により経験的に定められるゼロに近い正の値、εを観測条件により経験的に定められる値としたときに、上記の観測の結果に基づいて下記の条件式を求め、
条件式1: vl2+vr2≠0
条件式2: α=2vl・vr/(vl2+vr2)<δ
条件式3: ΔD<ε<0
これらの条件式がすべて成立したときに「衝突する」と予測する。
特許登録日 | 平成22年11月19日 |
特許番号 | 特許第4625904号 |
特許名称 | 動的衝突予測方法 |
特許取得者(発明) | 元工学部 森 晃徳 教授 工学部 山田 博三 教授 |
(2)「N-アセチルグルコサミニダーゼ阻害活性を有する化合物」
糸状菌及び/又は放線菌、特にPochonia属、Verticillium属、Cordyceps属、Paecilomyces属、Streptomyces属及び/又はActinomyces属などに属する微生物の培養物から得られ、以下の一般式Ⅰで示される化合物。(式中、Rは水素、アシル基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基およびアリール基からなる群から選択される。R1~R5は、各々同一又は異なって水素、水酸基、アルコキシ基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基およびアリール基からなる群から選択される。)
式Ⅰ:
特許登録日 | 平成22年12月3日 |
特許番号 | 特許第4636623号 |
特許名称 | N-アセチルグルコサミニダーゼ阻害活性を有する化合物 |
特許取得者(発明) | 学術研究所 奥田 徹 教授 |
※岡山大学との共同出願
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