ウクライナ国大統領が来園され、ミツバチ科学研究施設及びGBI棟を視察されました

2005.08.03

2005年7月20日(水)、日本政府の招待により来日中のウクライナ国ユーシチェンコ大統領御一行が来園され、予定時間を越える約2時間に亘って、本学のさまざまな施設を視察されました。
大統領御一行が本学に到着されると、小原学長の出迎えで、歓迎レセプションが行われました。大統領は、芸術学部生による歓迎の和太鼓演奏に足を止めてご覧になり、学生たちに笑顔で応えられました。

今回の玉川学園来園は、日本におけるミツバチ研究の状況を視察したいという大統領のご希望により実現しました。ウクライナ国では日本の約20倍にもなる380万群のミツバチを飼育し、年間6万トンものハチミツを生産していることと、ユーシチェンコ大統領自ら300群のミツバチを飼育されており、日本の養蜂に強い関心を抱かれたためです。

大統領が楽しみにされていたミツバチ科学研究施設の蜂場では、伝統的な巣箱や実際に使用している改良型の巣箱、そこで飼育されているニホンミツバチを見学されました。見たものを写真に撮影され、実際に手で触れられ、日本の養蜂技術についてたくさんの質問をされました。ミツバチの研究パネルにも目を通され、教授の説明を熱心に聞き入られていました。

次いで視察された学術研究所GBI棟では、遺伝子解析・遺伝子組み換えといった最先端の遺伝子研究を視察されました。また、ミツバチの卵への遺伝子注入実験を実際に体験され、ここでの研究にも興味を持たれたご様子で、熱心に説明を聞いていらっしゃいました。

今回は限られた時間の中での訪問でしたが、大統領は大変喜ばれ、充実した時間を過ごされました。小原学長との歓談 の中で養蜂の専門分野のみならず、ウクライナで日本語を勉強したい機運が強いことにも触れられ、本学との交換プログラムも実現できないだろうか、という話 もされました。今回の大統領の来園で、また一つ玉川と世界の輪が広がりました。