玉川学園では、人間文化のすべてをその人格の中に調和的に形成することにあるという信念のもと、革新的な教育活動を実践すると同時に、伝統文化への理解も機会あるごとに学びの場で提供してきました。
今回の能面・狂言面の展覧会は、本学のこのような取り組みの一環にあり、現代を代表する3人の面打師、津紘一氏、伊藤通彦氏、岩崎久人氏の新作計102面を紹介する内容になっています。
能と狂言(能楽)は、室町時代初期から600年以上の長い歴史の中で受け継がれてきた貴重な無形文化財です。
1957年に国の重要無形文化財に指定され、2001年にはユネスコの「無形文化遺産」として認められ、世界的にも高く評価されています。能・狂言を演じる上で重要な存在である面からは、連綿と受け継がれてきた美の世界を堪能していただけることと思います。
この展示によって、貴重な伝統文化を次世代へ伝承していくために、幅広い世代が文化に親しみ、その価値を見つめ直すことができる機会になれば幸いです。 |