『全人』2017年5月号 No.816より

2017.06.15

2017年5月号 No.816

5月号の特集テーマは「留学」です。学生のグローバルな学びを応援する玉川大学の最新の取り組みを取材しました。国際教育センターと各学部・学科独自の留学プログラムを通して、語学力や問題解決力を培う学生たち。留学経験者の生の声とともに、世界共通語としての英語を学ぶ「ELFプログラム」の成果を伝えます。
「玉川の先輩を訪ねて」では、「日経ナショナル ジオグラフィック写真賞2015」グランプリ受賞など、若手写真家として活躍する八木豪彦さんにインタビューしました。世界を広げるきっかけになった農学部の留学プログラムでの経験を中心に語っていただきました。
研究エッセイは観光学部 中村哲教授による「実践で学ぶ海外旅行のマーケティング」。ゼミの学生が旅行企画のコンペにチャレンジする様子を詳しく紹介しています。

  • 留学希望者対象の説明会や留学体験を語り合う報告会など、国際教育センターは海外留学を幅広くサポート

    海外留学・研修は一大プロジェクト。学修や文化の面で、課題に直面することもありますが、国際教育センターでは学生の自律的・能動的な課題解決力を高める支援を心がけています。(略)語学力だけでなく、果敢に挑戦する姿勢も身につけてほしいです。
    玉川大学はSAEプログラムに加え、複数の学科に必修の留学が組み込まれ、全学で海外留学・研修を推進しています。2015年度の卒業生は約15%が海外での学びを経験していました。ヨーロッパの大学で目標値とされる20%に向けて良好な状況だと言えます。

    「国際教育センターの支援とSAEプログラム」松本博文 p4

  • 中村ゼミはマーケティングを学ぶため、ツアー企画のコンペに継続的に参加。「タイ旅行企画コンテスト2016」ではゼミ生が企画したプランがグランプリを受賞した

    観光学部への入学を希望する学生の志望動機として「ツアープランナーになりたい」というものがよくあります。旅行業界へ就職後、すぐに企画の仕事ができるとは限りませんが、学生の学びの対象としての旅行企画への関心が高いことを感じています。若者の海外旅行への関心を高める意味でも、学生に海外旅行の企画に取り組ませることは意義があると考えます。(略)
    中村ゼミは、「観光者行動とマーケティング」を共通のテーマとしています。観光におけるマーケティングを進めるためには、顧客である観光者の心理や行動を把握することが不可欠です。ゼミではそのことへの実践的なトレーニングを行っています。
    なかでも、日本人の若者をターゲットとした海外旅行の実態の把握と旅行商品の企画は、ゼミのフラッグシップとなるテーマとして位置づけています。

    「実践で学ぶ海外旅行のマーケティング」中村 哲  p26

目次

  • [特集]留学が可能性を広げる
    国際教育センターの支援とSAEプログラム
    SAE海外留学レポート
    学部の留学プログラム
    ELFが高める異文化コミュニケーション力
    故きを温ねて 45 「留学生ハ悉ク日本学生ト同室」…白柳弘幸
    玉川の先輩を訪ねて 71
     写真家 八木豪彦【農学部2011年卒業】
  • 第88回創立記念日 全学教職員の集い 理事長挨拶抄録
    新年度にあたって 小原芳明
  • TAMAGAWA GAKUEN NEWS
  • RESEARCH REPORT
    木村 實教授最終講義 & 脳科学研究所10周年記念シンポジウム
  • 生涯学べ 50
    水倉祐美 新潟市立南中野山小学校教諭
  • 研究エッセイ
    実践で学ぶ海外旅行のマーケティング…中村 哲
  • 玉川発見伝 11
    聖観音菩薩像…モリナガ・ヨウ
  • 今月の一労作 40
    英語研究レポート “ Why is Apple popular ?”
  • キャリアナビゲーション’17
    サミット株式会社人事部 宮島 宏さん+就職ガイダンス
  • Book Review 146 『纏足の靴 小さな足の文化史』…奥山 望
  • 教育博物館館蔵資料紹介 298 「『Japanese Children』挿絵」…柿﨑博孝
  • 玉川の仲間たち 「タマキクラゲ」…石﨑孝之