ピーターパン像

中学年校舎の中央棟と学習棟の間にある広場に、白い大理石でできた「ピーターパン像」がある。昭和33(1958)年に、児童劇作家であり彫刻家としても有名な岩田健氏によって制作された。

永遠に少年であるピーターパンは、イギリスの作家であるジェームス・バリーの児童劇や小説の主人公。ピーターパンはある日、人間の少女ウェンディたちとネバーランドへ。そこで海賊であるフック船長や妖精のティンカーベルなどと冒険の日々を過ごす。

世界中で愛されているピーターパンの児童劇は、玉川学園においても昭和30・37(1955・1962)年の2回、公演された。劇のフィナーレで歌われる『さようならピーターパン・・・夢の故郷から、笛吹き歌え』という歌詞と同様、この「ピーターパン像」も、横笛を手にしっかりと握り、空を見上げている。その姿からは、生徒たちに“上を向いて夢を追い求めてほしい”というメッセージが送られているように感じられる。

参考文献

岩渕文人『玉川学園金石誌(墨書解題)』
『玉川学園の教育活動 玉川大学の教育活動 玉川大学大学院の研究活動』(2008~2009)