農為國本

旧大学6号館(旧農学部第一校舎)前の植え込みの中に、創立者小原國芳の書による「農為國本」の文字が刻まれた石碑がある。「のうはくにのもと」と読む。

唐の李世民(りせいみん/598年~649年)の4巻11編よりなる『帝範』の第一編「務農」の一節に“夫食為人天、農為國本”(それ食は人の天たり、農は国のもとたり。)とある。農業は国家の基本であり、国家の土台となる大切なものであるという意味である。創立者小原國芳は「農業ということは、まず、大地と親しむことだと思います。教育上、実に尊いことだと思います」と述べ、国の基本となる農業の大切さを説いていた。

参考文献

岩渕文人『玉川学園金石誌(墨書解題)』
『玉川学園の教育活動 玉川大学の教育活動 玉川大学大学院の研究活動』(2008~2009)
玉川大学農学部『玉川大学農学部研究報告』第1号 玉川大学 1960