玉川大学 玉川学園 2017
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Tamagawa University & Tamagawa Academy 201716文学部農学部文学部は、全人教育の理念のもと、国際社会の一員として貢献できる水準の言語運用能力(日本語・英語)と論理的な思考力を身につけ、社会の多様な場面に的確に対応できる職業人あるいは高い指導力を備えた国語教育や英語教育の専門家を養成することをめざします。社会の変化に伴い今まで以上に期待を寄せられるのが、農学の分野です。本学部は社会の持続的な発展を助ける実践的な教育を行う3学科を開設し、21世紀型の農学教育・研究に取り組んでいます。より広い視野で農学を捉え、実物教育、総合的・学際的視点、国際性、倫理観の4つを重視。学びを通して自らの夢や目標を実現させることで、社会で責務を全うできる人材の育成をめざします。また生産農学科の理科教員養成プログラムや、環境農学科の海外留学プログラムといった独自の教育も大きな特徴です。国語教育学科論理的な思考をベースにした高度な「国語力」の修得をめざします。従来の国語教育で重きを置いた文学作品に加え、評論や論述文、さらには現代日本のサブカルチャーまで、さまざまな言語情報を読み解き論理的思考力や批判的読解力を身につけます。確かな国語力を備え、それを次世代へと伝える教師力を養成する「国語教員養成コース」と、社会や企業で求められるトータルな言語技術力を磨き、高度な日本語運用能力を備えた人材を育成する「言語表現コース」を設置しています。英語教育学科高度な英語運用能力を身につけ、実践的な英語教育や多様化する国際社会に貢献できる人材の養成をめざす「英語教員養成コース」と「ELFコミュニケーションコース」の2つのコースがあります。大きな特色は、2年次秋学期から3年次春学期にかけての海外留学プログラム(9カ月間)を必修としていることです。この体験により、異文化への理解を深め、国際感覚を身につけ、高度な英語運用能力へと高めていきます。生産農学科生物学と化学の両面から生命の本質に迫り、未来の食料生産に夢を与える人材を育成します。植物、動物、昆虫、微生物など、地球上で共存している生物が学びの対象です。あらゆる生物を人間生活の貴重な資源として捉え、生物のもつ機能と特性を分子レベルから個体レベルまで追究します。理科教員養成プログラム 豊富な知識をもとに生徒たちに理科の面白さを伝えられる理科教員を育成。中学校や高校の理科の免許や、高校で農業を教えるための免許も取得できます。環境農学科農学の中でも自然環境や生産環境の理解に主眼をおき、地域性と国際性の多様なセンスを備え、持続的循環型社会の構築に貢献できる人材を養成。2年次には全員が4カ月間の海外留学プログラムに参加し、語学教育だけでなく専門科目やフィールドワークにも取り組みます。生態系、農業生産、社会の3つの視点から「環境問題」に理論的・実践的にアプローチし、さまざまな問題解決に必要となる知識とスキルを修得します。先端食農学科健康な生活のための「食」の役割を見つめ直し、安全で安心な食料生産の方法や食品の機能性、安全性について探究します。植物工場など新たな食料生産技術や食品の高付加価値化、新しい食品機能の開発など、「食」に関する実践的な技術を学修します。食料・食品に直結する学問分野を集結させ、「食」について幅広い視野で体験的に学修し、世界の「食」と「農」を支える人材を育成します。

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