学校法人 玉川学園 Puente 2013.06 vol.03
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Puenteたまがわ│13■ Tamagawa Annual Report│新時代への取り組み読書感想文や童話作り玉川学園 5年生小林亜弥 さん2012年度特選受賞一茶まつり・全国小中学生俳句大会で、2012年度に見事特選を受賞した小林亜弥さん。受賞した句「とびこみ台自分の気持ちもまっさかさま」は、夏のプールで感じた、「ちょっと怖かった気持ち」を詠んだ一句。作句では頭に浮かんだ情景を詠むことが多いそうです。ちなみに2、3年生の時も入選を果たしたとのこと。一番好きな科目は体育なのだそうですが、これからも感じたことを俳句にしていきたいと語ってくれました。読書感想文でも次々と入賞 俳句以外にも、玉川学園の児童生徒は多くの分野で豊かな感性と個性を発揮しています。例えば読書感想文では、毎日新聞社・全国学校図書館協議会主催の青少年読書感想文コンクールで、2011年度は8年生が優良賞を受賞。また2012年度の旺文社主催の全国学芸サイエンスコンクール・読書感想文部門で、中学生が金賞(全国1位)・銀賞(同2位)を、小学生が金賞を受賞しました。さらに現在8年生の豊川遼馬さんが昨年の町田市主催の創作童話コンクールで、審査員特別賞受賞するなど高い評価を得ています。そして今年は最高位である町田市長賞を受賞しました。その他の文芸分野でも実績には枚挙に暇がありません。多くの行事や本との触れ合いがプラスに こうしたコンクールで受賞する児童生徒は一部ですし、中には毎年受賞する常連者もいます。しかし本学園には、子どもの心をゆさぶる恵まれた自然と楽しい行事も多くあり、着実に全体のレベルが向上してきています。 また、4年生までは、各教室の隣にいつでも本を手にすることのできる図書コーナーを設けており、日頃から読書にも親しんでいます。このような環境も、きっと児童の興味の幅を広げ、心を育む一助となっていることでしょう。 一人ひとりの個性を高める指導が玉川教育の基本。確かな学力のもとに、さらに高い感性や表現力を持った豊かな人間に育ってくれることを期待したいと思います。

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