学校法人 玉川学園 Puente 2013.06 vol.03
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Puenteたまがわ│15■ Tamagawa Annual Report│新時代への取り組み今年のオランダ世界大会に出場するロボット。右のPico(ピコ)は会話で人を和ませる癒しロボット。ソフトウェアの改良を重ねてコミュニケーション能力を高め、世界大会にチャレンジ。中央のGwyn(グウィン)は「モノをつかむ能力」に重点を置いて開発。冷蔵庫の中から指定されたモノを持ってきたり、ゴミを拾ってゴミ箱に棄てるといった作業を得意とする。3月17日(日)に学内でジュニアチームの玉川ブロック大会が開催され、5チームが本大会の出場権を手にした。優勝した「TRCP」チームの 岩﨑勇樹くん(左・9年生)と大塲海渡くん(右・9年生) 一方でシニアは世界での実績から、着実に存在感を高めています。「“ロボットをつくりたい”との想いから玉川大学に入学し、eR@sersに参加する学生もいます」(岡田教授)というほど。 今年の世界大会には2台での出場が決定。優勝が目標ですがゴールはそこではありません。「ロボットづくりで経験を積み、いつか社会にインパクトを与える成果を生み出してくれることが目標」と岡田教授。大森教授も「ロボカップを通じた取り組みと実績により、“ロボットの玉川”という新ブランドの定着をめざします」と力強く語ってくれました。

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