学校法人 玉川学園 Puente 2013.06 vol.03
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22│Puenteたまがわ積極的な課外活動Part2玉川学園7‐12年生のハンドベル・クワイアのメンバー24人が2012年8月9日から6日間、東日本大震災で被災した宮城、岩手両県で巡回演奏会を行いました。「東北に想いを寄せ、現実を感じ、震災を忘れない」「東北のみなさんの心に残るサウンドを奏でる」ことをコンセプトに石巻、気仙沼、花巻市などの計17か所の公共施設や保育園などで演奏、現地のみなさんと交流しながらの演奏会でした。ハンドベルの音色は心に染み入るような優美な響きが特徴です。やっと復興の途についたばかりの東北の現実を感じながら、メンバーは東北のみなさんのために心を込めて演奏しました。最終日に訪問した宮城県の仮設住宅では、ハンドベルが織りなす優しい響きに集まった人たちは心が癒された様子でした。音楽を通じて被災者の方々と触れ合い、生徒たちは「震災を忘れず、被災者のみなさんのことも絶対忘れない」との決意を新たにしました。◉ハンドベル人と関わり、社会と関わることで学べることがたくさんある。児童・生徒・学生同士で切磋琢磨し、学びあうことがある。玉川学園では有意義な課外活動を奨励しています。玉川学園の児童・生徒・学生は、東日本大震災に遭われた被災地の人々のことを気にかけています。どうしたら慰められるか、どうしたら元気になってもらえるか、積極的に支援の方法を考え行動しています。自分でできることで人の役に立ちたいという想いから、震災発生直後からいろいろな支援に取り組んでいます。東北被災地支援積極的な課外活動─❶

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