学校法人 玉川学園 Puente 2014.06 vol.04
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Puenteたまがわ│23■ Club and Volunteer│玉川っ子の活躍◦陸上部◦高等部吹奏楽団◦高等部女子バスケットボール部◦サイエンスクラブ5年生から12年生までが所属して、幅広い年齢の児童・生徒が一緒に活動しています。化学・生物・物理などの分野から興味を持ったテーマを自分の研究課題に決め、1年以上かけて継続的に研究に取り組みます。研究の成果は、日本学生科学賞に応募したり、学会のジュニアセッションやSSHの発表会などで発表をしたり、ロボカップジュニア大会に参加するなど学外に向けて発表しています。研究がうまく進まない時は、上級生が下級生の指導をしたり、部内で意見交換をしたりするなど地道に努力を続けています。高等部吹奏楽団は、2013年7月に40年余りの歴史を持つ「ウィーン国際青少年音楽祭」に参加しました。「ウィーン楽友協会黄金の間」でのコンテストでは第1位を獲得し、最終日に「ウィーン・コンツェルトハウス」でのガラ・コンサートに出演しました。このウィーン2大ホールでの演奏のほかに、市郊外で2回の演奏会、ウィーン国立音楽大学での講習会参加など、実りある7日間でした。音楽の本場で「ホンモノ」に触れた経験は、「玉川サウンド」に豊かな響きを与えてくれるものとなりました。「素敵な女性になるために」という目標を達成するため、練習のみならず学校生活や日常生活においても日々努力しています。現在、部員数が少ないため、紅白戦が行えないなど恵まれた環境ではありませんが、大学女子バスケ部監督のご協力で、大学生との合同練習や強豪校との試合の場を設定していただくなどして実力をつけ、東京都で2部(約330校中のベスト32)昇格を果たすことができました。ワンキャンパスの総合学園ならではの「縦のつながり」の強さを生かし、よい結果が残せるよう頑張っています。昨年、玉川学園陸上部は中学生を中心にめざましい活躍を遂げました。春の東京駅伝では9年生の男女3名が町田代表に選出され、優勝に大きく貢献しました。東京都大会や東京都私学大会などでも上位入賞、個人では部員の1人が東京都強化指定選手に選ばれ、来年度に向け大きな一歩となっています。9年生を中心に厳しい練習に耐え、その成果を大いに発揮することができた1年でした。来年度はその力を高校陸上にも拡げ、さらなる飛躍を期して、部員は互いに励まし合いながら、毎日練習に励んでいます。

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