全人2017特別号
16/22

海外で活躍できる人材 「SH(Study hall)」と「講座」で構成され、子育て支援にとどまらない「教育」という視点で園児・児童の成長をサポート。キャンパス内で行うことにより、稽古事や塾に通う時間をかけず効率よく安心・安全な環境の中で受講することができます。 幼稚部では、生活のスキルアップや自発的な遊びを通した教育活動を「SH」として設定。月毎にテーマを設定して活動し、異学年交流により正課の時間とはひと味違う「学び」が生まれます。1~4年生は、専任教員を中心としたスタッフによる自学自習支援として「SH」を設定。学習習慣を確実なものにするため、宿題のサポートを中心に日常の学教育として取り入れられました。3歳からのBLES-Kでは、英語に触れる機会を通してコミュニケーションツールとしての英語に慣れ親しませるように指導。1年生からのBLESでは、日本語を確実に身につけた上で英語も身につけられるようなカリキュラムを設定。文部科学省の学習指導要領に則った上で、約7割の授業を英語で行い、教育課程特例校の指定を受けました。日本語と英語を使い分けるバイリンガル教育が、インター校との大きな違いとなります。 導入から1年。後藤教育部長は「低学年から英語に親しむことで、言い間違えることに抵抗を持たず、積極的に話しかけてくるようになりました。英語で学ぶことにストレスを感じない子供を育てるという点において、確かな手応えを感じています」と語ります。基礎学力と生活習慣に英語を取り入れる、それがBLES-KとBLESなのです。 社会に応える先進的な教育として2016年4月からスタートしたバイリンガル教育プログラムBLES-KとBLES(「Bilingual Elementary School」の略。Kは「Kindergarten」の略)。2007年に導入された「国際バカロレア(IB)」教育へスムーズに繋げていくため、より早期からの独自の英語 「子供の進路の選択肢を狭めず、より多くの道筋を創りたい」という理念のもとスタートした延長教育プログラム(Extended school:ES)は、年少から4年生までの希望者を対象に、正課の授業に対してプラスアルファで実施する放課後の教育プログラムです(有料)。16│全人特別号教育・研究トピックス――③K-12バイリンガル教育プログラム 「BLES/BLES-K」早期からの英語教育を導入することで、国際バカロレア教育との連携もスムーズに。K-12延長教育プログラム「Extended school(ES)」稽古事や自学自習を、校内で。放課後を有効活用できるプログラム。※1 1〜12年生はBLESクラス・ⅠBクラスと一般クラスがあります。※2 現在、MYPは7年生から実施。2021年度より6年生からMYPを開始する予定です。学校教育法による名称幼稚園小学校中学校高等学校大学玉川学園での名称年少年中年長1年生2年生3年生4年生5年生6年生7年生8年生9年生10年生11年生12年生BLES-Kプログラム■BLES/BLES-K  一貫教育ならではの将来展望BLESクラスMYP(Middle Years Programme)DP(DiplomaProgramme)海外のトップクラスの大学国内の難関大学国際バカロレア(IB)クラス

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る