全人 ZENJIN 2018特別号
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こども博物誌12│全人特別号創立90周年(2019)に向けた取り組み玉川百科 こども博物誌小原芳明(玉川大学学長)監修全12巻日本で初めて“児童百科”を刊行した伝統を引き継ぐ玉川大学出版部の前身である玉川学園出版部は、1932年(昭和7年)に日本で初めての子供向けの百科辞典『児童百科大辞典』(全30巻)を刊行しました。これは、夢の教育と理想の学園建設のためには体系的な百科辞典が不可欠であると考えた創立者・小原國芳の発案によるものでした。この流れは、戦後の『学習大辞典』(全32巻)、『玉川こども百科』(全100巻)、『玉川百科大辞典』(全31巻)、『玉川児童百科大辞典』(全21巻)、『玉川新百科』(全10巻)、『玉川こども・きょういく百科』(全31巻)などにつながっています。さらには、玉川学園創立90周年記念出版として『玉川百科 こども博物誌』(全12巻)が小原芳明学長監修のもと刊行を開始しました。玉川学園創立90周年記念出版『こども博物誌』のコンセプトは子供が“主体的に学ぶ”というもので、小学校低学年生から読める興味の入口となる本です。また網羅性より事柄の本質を伝え「調べるため」だけではなく、自分で「読み通す」ことを目的とし、読んだ後に未知の世界に目をむける気持ちにする構成となっています。お買い求めは、玉川学園購買部、全国の紀伊國屋書店に常備されています。お近くの書店にない場合は書店よりご注文ください。『児童百科大辞典』(全30巻、1932~1937年)『玉川百科大辞典』(全31巻、1958~1963年)『玉川こども百科』(全100巻、1951~1960年)『玉川こども・きょういく百科』(全31巻、1979年)『玉川児童百科大辞典』(全21巻、1967~1968年)『児童百科大辞典』

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