全人 ZENJIN 2018特別号
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科教職大学院の共催で「教師教育フォーラム」を開催。「教育改革を踏まえた質の高い教員養成に向けて」をテーマに、文部科学省、教育委員会より講師・シンポジストを招き、大学と教育委員会とが一体となった教育改革の推進に向けて、活発な意見交換が行われました。 玉川学園では2006年より「玉川ロボットチャレンジプロジェクト(TRCP)」に取り組んでおり、2006年からは世界的なロボット競技会RoboCup(ロボカップ)に連続出場しています。2017年は7月に世界大会が名古屋で開催され、玉川大学から2チーム、K-12から1チームがエントリー。日常的な動作を競う「@ホームリーグ」に、工学部情報通信工学科の岡田浩之教授率いるチームがトヨタ自動車と共同開発した生活支援ロボット「eR@ser」で参戦。準優勝と「オープンソフトウェアアワード」を獲得しました。また同学科の大森隆司教授のチームは産業技術大学院大学と合同で「ロボカップサッカー」に、8年生でサイエンスクラブに所属している児童はロボカップジュニアに出場。自分たちの実力が世界レベルで戦えるという手応えを掴んできました。で管理する自動書庫など最新機能を備えた教育学術情報図書館を設置。大学教育棟 2014内に新たに設置されたことにより、利用者数が格段に増えました。この利用者増の要因となっているのが3・4階に設置されたラーニング・コモンズの存在です。対面型のテーブルやハイチェア、さらにはカンファレンスルームなど、利用人数や目的に応じて選べる多彩なレイアウトが特長で、毎日多くの学生が利用。授業時間外の学修の場として、学生同士が話し合いながら授業内容や授業で出された課題など、共に理解を深め、学び合えるエリアとなっています。また3階のラーニング・コモンズから見渡せるフロア中央部にある階段状のアカデミック・スクエアは、各講座やイベントも行われ、学生にも人気です。単位の実質化を行い、そのための学修の場として設置された大学教育棟 2014。こうした学修環境によって、学生の学ぶ姿勢にも大きく影響を与えています。大学教育棟 2014は景観上だけではなく、玉川教育のランドマークといえるかもしれません。 近年の教員養成をめぐる諸問題や教育職員免許法改正、教職課程コアカリキュラム導入などを踏まえ、2017年10月28日に教師教育リサーチセンター、教育学研究■ Educational and Research Topics│教育・研究トピックス大学/K-12RoboCup(ロボカップ)2017世界大会で準優勝を獲得! ロボットを通して学園全体で未来の科学にアプローチ。大 学2017年度 教師教育フォーラムこれからの教員養成に求められるものとは?多くの課題を話し合うシンポジウムを開催。全人特別号│19部屋全体を囲むようにホワイトボードを配置

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