ZENJIN 2019 特別号
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■ Strengthening Regional Cooperation│地域との連携強化❼ 山形県山形市東京都町田市英語教材の開発や新デザインの提案多分野でのコラボレーションが地域活性化を促す。さまざまな活動を通した社会貢献が今後の地域発展と人材育成につながる。 町田市では小中学校の英語教育事業を「えいごのまちだ」と名付けて、2018年度から具体的な取り組みを実施しています。例えば小学校2年生から5年生までの希望者を対象にした英語コミュニケーション能力向上を図る「放課後英語教室」では、玉川大学と共同で作成した専用の教材を使用し、指導にあたっています。さらに、町田市との連携は多方面で進んでおり、2019年4月から使用する町田市オリジナルの出生届の新デザインを芸術学部メディア・デザイン学科の学生たちが制作し、町田市から感謝状が贈呈されました。まさに「芸術を通した社会貢献」という同学部のコンセプトが具現化したものになりました。■町田市との連携協力•小学校英語活動のサポートとして玉川大学の教員・学生が参加•教育委員会主催の研修会に玉川大学が会場を提供•玉川大学の教員・学生が教育委員会主催の研修会に参加•玉川大学の教職課程講座に市立小・中学校教員を講師として派遣•玉川大学生の教育実習、教育ボランティア、インターンシップを受け入れ•玉川大学と町田市の共同研究や各種調査に相互協力 山形市と玉川学園は2018年に連携・協力に関する基本協定を提携しました。今後は観光、町づくり、教育、文化、環境、学術などの各分野において協力し、地域発展と人材育成を目指すことになります。すでに、観光学部との連携が動き出しており、豪州に長期留学している学生が豪州最大級の博覧会「Snow Travel Expo」の山形市蔵王ブースにて、インターンとして参加し、PR活動に取り組みました。加えて、同学部の香取教授のゼミナールでは、山形市商工観光部観光戦略課長を招いて、「日本版DMOによる山形市の観光振興の取組」についての講演会を開催しました。会中で触れられた山形市の観光振興課題については、今後学生ならではの視点で山形市へ提案を行う予定です。■主な連携内容•観光振興課題への提案全人特別号│17締結式の様子    (写真左) 学校法人玉川学園 理事長 小原芳明 (写真右) 山形市長 佐藤孝弘氏山形市商工観光部による講演放課後英語教室の様子出生届の新デザインに対する感謝状の贈呈式の様子(町田市役所にて)●❻ ●❺ ●❼コラム

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