ZENJIN 2019 特別号
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06│全人特別号 2019年度より、玉川大学のカリキュラムに新しく「工・農・芸融合価値創出プロジェクト授業(Project Based Learning以下、PBL授業)」が開講されました。これは2020年4月に利用開始となる新校舎「STREAM Hall 2019」で行われる、科学技術と芸術の融合を目指す“ESTEAM教育”の先駆けとなる授業です。工学部・農学部・芸術学部の学生が、各自の専門分野の知識を工学部、農学部、芸術学部の学生が取り組む新たな学び異分野の学びに触れることで、自らの発想力を高めていく。科学技術と芸術の融合という他に類を見ないカリキュラムが、玉川大学で始まりました。学部を超えたチームで課題に取り組むことで、現代社会が抱えるこれまでにない問題に対応できる人材育成を目指します。1929年に開校し、2019年に創立90周年を迎えた玉川学園。この90年で幼稚部から大学院までを擁する総合学園へと成長しましたが、一方で社会の変化も速度を増し、教育の現場にも多くの変化が求められています。こうした中、玉川学園では創立90周年事業としてさまざまな施設の設置や芸術展などを開催。また教育面では2020年から利用開始となる「STREAM※1 Hall 2019」を拠点に、科学技術と芸術の融合を目指す「ESTEAM※2教育」が本格的に開始されます。その先駆けとなる授業も既にスタート。次の10年、そして創立100周年を見据え、玉川学園はこれからも教育の質のさらなる向上を目指します。玉川大学独自の「ESTEAM教育」を推進する「工・農・芸融合価値創出プロジェクト授業」スタート3学部融合型授業のメリット学部融合によるモノづくりESTEAM教育の実現異分野専攻の人と協働新たな価値を創造問題解決に貢献するイノベーション人材の輩出創立90周年を迎え、教育の質のさらなる向上へ。※1 STREAM:Science,Technology,Robotics,Engineering,Arts,Mathematics※2 ESTEAM:ELF(English as a Lingua Franca),Science,Technology,Engineering,Arts,Mathematics

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