学校法人 玉川学園 Puente 2012.06 vol.02


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 年間約40もの公演をこなすがそのほとんどが教会や路上、フェスティバルでの演奏会。「コンクールで競い合うことよりも、一人でも多くのお客様にハンドベルの音色を楽しんでいただくことを目指しています」と高橋美千子教諭は語る。 練習の集大成は毎年開催するサントリーホールでの定期演奏会。「私たちは学外での演奏会が多いので、挨拶と礼儀はしっかりと身に付けるよう後輩に指導しています」と現部長の瀧川真由さん(12年生)は話す。 生徒の発案で、2012年夏には東北地方各地で6日間の追悼公演を開く予定。人の心に寄り添い、感動を呼ぶ音色を奏でるために練習が続く。 歴史ある普門館で開催された第51回東京都吹奏楽コンクール。厳しい予選を突破した強豪校が揃うなかでの健闘だ。5-9年生はJ.S.バッハ、10-12年生は伊藤康英の作品曲を演奏。玉川らしい繊細でのびやかな音がホールに響き渡り、観客の感動を呼んだ。2012年度は、吹奏楽コンクールで東京都代表を目指す。 幕張メッセで開催されたUSA(UNIT-EDSPIRITASSOCIATION)は、精鋭チームが集結し競い合う全国大会。引退を目前にした12年生は「さまざまな苦難をともにしたメンバーとのラストダンスは気持ちを一つに、感謝を込めて演技しました」と話す。新メンバーとなったGLITZは全国大会での上位入賞を目指し、さらなる進化を続けている。[K-12]吹奏楽部(5-12年生)[K-12]チアダンス部「GLITZ」(9-12年生)東京都吹奏楽コンクール中学校金賞、高等学校銀賞USANATIONALSINJAPAN2012全国大会高校生JAZZ部門第1位 12年生(2011年度)の内海宏忠さんは、第38回全国高等学校少林寺拳法大会の男子単独演武で決勝に進出した。7年生(2011年度)の樋熊朱音さん、竹内映梨子さんは第39回町田市少林寺拳法協会演武会の中学生組演武第3位。大会の成績だけではなく、自己確立、自他共楽の精神を身に付けることをモットーに日々の修練が続いている。 第37回東京都中学校テニス選手権大会で男子団体224校中ベスト16に進出した男子テニス部。独自の戦術を駆使した試合運びで、マッチポイントを握られても最後まで粘り、応援メンバーも含め全員で戦うスタイルが好成績を上げた。前年度、全国大会を逃した屈辱をバネにしてつかんだ健闘をたたえたい。[K-12]少林寺拳法部[K-12]男子テニス部(7-9年生)全国高等学校少林寺拳法大会決勝進出東京都大会男子団体ベスト16玉川学園ハンドベルクワイア第4回定期演奏会開催[K-12]ハンドベル部(5-12年生)多くの人に感動と音楽を届けるクワイアたち全員がそろって曲になる21VOL.02


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