「歌に始まり、歌に終わる」とも例えられる玉川の一日。朝の挨拶、食事への感謝、別れの挨拶、新しい友の歓迎、大きな行事への意気込み、そして礼拝堂での祈り。これらをすべて歌で表現しています。歌うことを通じて、季節や日常生活の何気ない場面を深く感じ、豊かな人間性や感性を育んでいます。園児や児童は、のびのびと歌うことで音楽の楽しさを知り、生徒たちはオーケストラの伴奏で高度な混声四部合唱に挑戦。大学生は全学部の1年生全員でベートーヴェンの『第九』をドイツ語で歌い上げます。その達成感と涙を流した思い出は、卒業後も園児・児童・生徒・学生の心に強く残ります。