ロボカップ世界大会で2度の優勝を果たした、ロボットチャレンジプロジェクト(TRCP)(4年生から大学院生までが参加)。ワールド・グリーン・チャレンジ・ソーラー&FCカー・ラリー総合4連覇(燃料電池部門9連覇)を果たした、Tamagawa Sustainable Chemistry-powered-vehice Project(TSCP)。さらに、TSCPチームは2016年夏、マグネシウム空気電池と太陽電池を利用したハイブリッド実験車両「未来叶い」でワールド・グリーン・チャレンジ2016に出場。ソーラーカーグリーンフリートチャレンジ フリークラス部門で優勝を収めました。1位を極めた2つのチームに共通するのは、より良い未来を目指した「ものづくり」です。ドアを開ける、物をつかむといった、人間が何気なく行う動作の仕組みを理解するために、日常生活で共に暮らし、活躍できるロボットを作る。地球環境に配慮し、二酸化炭素をまったく排出しない自然のエネルギーで車を動かし、さらに太陽の出ていない夜間や雨天時にも走行可能なハイブリッド・ソーラーカーを作る。どちらのプロジェクトも学生が自らの手で作り、試し、予想外の結果に悩み、研究し、また作る。その過程は、試行錯誤の連続です。競技での1位に確かな手ごたえをつかみ、さらにその先へ。地球と人のより良い未来に向けて、新たなチャレンジが続いています。