組上燈籠(復刻版)
「祇園祭礼信仰記金閣寺の場」(復刻版)1,296円〈税込〉
よみがえる古のペーパークラフト
260×380mm/各4枚+解説/解説:柿﨑博孝(玉川大学教育博物館准教授)

「祇園祭礼信仰記金閣寺の場」(復刻版)
作者不詳
版元=東京・日本橋区/牧金之助
版型・数量=大判錦絵4枚続
制作年=大正7(1915)年
所蔵=松竹大谷図書館
「祇園祭礼信仰記」として親しまれる芝居の4段目「金閣寺」と呼ばれる場面。織田信長の一代記に取材した時代物で、初演は宝暦7年(1757)年12月、翌年に歌舞伎化。
組上燈籠とは、錦絵の一種で、画中の部品を切り取って、芝居、風景、建物などを組み立てる玩具絵です。
組上燈籠のほか、切組燈籠、組上絵、組立絵、立版古などとも呼ばれ、江戸・明治・大正期にかけて、子どもから大人まで楽しめる遊び物として流行しました。組上燈籠には、一枚物から複数枚続きのものがあり、裏打ちしたのち、ハサミや小刀で切り抜き、糊しろに糊をつけて組み立てていきます。